「感染拡大」警戒 最高レベルに 東京 1週間で1500人超判明

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東京都の小池都知事は、15日午後5時すぎの会見で、新型コロナウイルスの感染状況を、最も深刻な4段階の最高レベルに引き上げることを発表。

なぜ、このタイミングだったのか。

感染拡大を受け、午後5時すぎに臨時会見を開いた東京都の小池知事。

小池知事「4段階ございます、今回のモニタリングですね、その中で最高レベルの4段階目『感染が拡大していると思われる』との総括コメントをいただいたところでございます」

感染状況の警戒レベルを4段階に分け、これまでは、上から2番目に深刻な段階「感染が拡大しつつある」に位置づけてきた東京都。

それを今回、最も深刻な段階「感染が拡大していると思われる」へと引き上げた。

東京では15日、新たに165人の新型コロナウイルス感染を確認。

13は119人、14日は143人と再び増加しながら、3日続けて100人台で推移している。

警戒レベルが引き上げられた直後、渋谷の街に行ってみると、9割以上の人がマスクをしていて、コロナに対する意識はずいぶんと高いように感じられた。

街の人「レベル4って言われていますけど、3と2がいまいちわからない」、「ちょっと不安もありますけれども」

さらに取材班は、東京・池袋にあるイタリア料理店「トラットリア コン アマーレ」へ。

この店は、6月半ばから、ようやく通常営業を再開したばかり。

トラットリア コン アマーレ・坂本好則総料理長「緊急事態宣言ということになると、最初に宣言が出た時より打撃が大きいということになるので、なんとかそうならないように願う」

都の警戒レベルを、最も高い「感染が拡大していると思われる」に引き上げた理由について、小池知事は、「感染状況に関して、接触歴等不明な方々が増加している。その人数が、7日間の移動平均で77.3人。増加比で198.2%となっている。この状況が、仮に4週継続した場合だと、接触歴等不明の新規陽性者が約16倍程度に拡大する可能性がある」と述べた。

15日午後、専門家を交えて行われた都のモニタリング会議では、専門家が現状を分析。
医療提供体制の厳しい状態についても意見が出た。

国立国際医療研究センター・大曲貴夫国際感染症センター長「入院患者数は、先週と比べても約2倍に増加。当初のレベル1、1,000床の確保病床では対応できない状況」

この事態を受け、東京都は中等症患者用の病床2,700床の確保を医療機関に要請。

また、若い世代の無症状・軽症患者が増加していることから、16日と来週、新たに2つの療養用施設を開設するとしている。

(FNNプライムオンライン7月15日掲載。元記事はこちら

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