チケットは3分で完売!映画も音楽ライブも「プライベートな車内」で…withコロナで広がる新たなエンタメの可能性とは?

経済・ビジネス 文化 エンタメ

  • 車内で楽しむ「ドライブインシアター2020東京タワー」開催
  • 7月以降は大磯や大阪万博記念公園など100台規模の実施が決定
  • 主催者は「非接触型の『車×エンタメ』を広げていきたい」

車内で“密”を避けながら楽しむエンタメ

新型コロナで注目される新たなエンターテインメントの楽しみ方を取材した。

6月20日東京タワーの足元に集結した数十台もの車。車内には人が乗ったままで誰ひとり降りる気配はない。聞こえてくる音楽に合わせヘッドライトをチカチカと点滅させているようだ。


実はこれ、東京タワーが見える駐車場にスクリーンが設置され、車内から音楽や映画を楽しんでいるドライブインシアターなのだ。


チケットは約3分で完売!withコロナ社会の新たな映画体験の可能性が見えてきた。

入場から退場まで「非接触型」のイベント

駐車場に入る際、事前に購入したチケットのQRコードを窓ガラス越しに読み取るなど、帰るまで客とスタッフがほぼ接触する機会がない、新型コロナの感染拡大に配慮した「非接触型」なのが特徴。

QRコードを窓ガラス越しに読み取り
QRコードを窓ガラス越しに読み取り

会場では、「スパイダーマン : スパイダーバース」が上映され、映画の音声は車内のFMラジオを指定の周波数に合わせることで聞こえてくる。


「映画館で見るよりもリラックスができる」

訪れた人は・・・

子供連れの家族:
子どもは寝てますね。映画館にいるよりは、すごくリラックスして見られたというか。楽しかったです

若いカップル:
音が実際に近くにあるのと、家で見るよりも迫力があるし、映画館で見るよりも(感染防止を気にせず)リラックスができるという点で新しい体験でした。(映画を見ながら)突っ込みどころがあったり『そこ面白いよね』とか結構普通にしゃべっていましたね


トイレの場所を聞きたい時など、なにか困ったことがあれば、専用のアプリでスタッフに直接聞くこともできる。

大磯ロングビーチや大阪万博記念公園などでも開催決定

新たな生活様式にも最適だと注目が集まるドライブインシアター。

4月以降、大きな駐車場を持つ施設や企業から共同開催の依頼など200件以上の問い合わせがあったという。7月に大磯ロングビーチ、8月に大阪万博記念公園など100台規模で行われることが決まっている。


Do it Theater・伊藤大地代表:
車内で楽しんで話しても大丈夫ですし、騒いでも大丈夫ですし、なんだったらご飯を食べながらでも全然楽しめるので、そういう自由でプライベートな空間での映画の体験としてはすごく良いと思います


『車×エンタメ』を広げていきたい

当初は「映画の文化を守る」という目的で始まったこのプロジェクトだったが、自動車の中というプライベートな空間が、新たなエンターテインメントの鍵になると主催者は期待している。

映画上映前にはドライブインライブも
映画上映前にはドライブインライブも

Do it Theater・伊藤大地代表:
『車×エンタメ』というのをを広げていきたい。(映画の上映前に)ドライブインライブをやらせていただきましたが、音楽というところから、いろんな人の興味のベクトルがあって、駐車場にその思いを持った車がたくさん集まってくるのがドライブインシアターの面白い点かなと思っています。車の企業とも今後一緒に考えていきたいなと思うので、いろんな流入があって、駐車場でエンターテインメントが思い思いに行われていく形が魅力的なシアターだなと思っています

(「Live News α」 7月16日放送分)

(FNNプライムオンライン7月17日掲載。元記事はこちら

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