23区内でも半月の“格差” 夏休み 全国最短は4日間

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20日、東京で新たに、168人の感染が確認された。

終業式を迎える学校もある中、夏休みはどうなるのか。
不安が教育現場に広がっている。

小池都知事「先ほど数がまとまって、(感染確認者数は)168と聞いています」

週明けの20日も168人と、3桁の感染者が確認された東京都。
新規感染者が100人を超えるのは、12日連続。

感染が全国に広がる中、21日から夏休みに入る、名古屋市内の小学校。
全校集会では、感染対策のため、子どもたちが校庭いっぱいに広がった。

名古屋市立清水小学校・鈴木登美雄校長「まだ、コロナウイルスはなくなっていません。逆に感染する人がまた増えてきている状態です」

臨時休校が長引いたため、2020年の夏休みは例年より短くなるが...。

児童「コロナで休んでたから、仕方ないんじゃないかなと思う」
児童「夏休みは基本的に外に行けないから、家で工夫して遊べる物で遊ぶ」

石川・金沢市の小学校では、終業式そのものを校内放送で行った。

児童「コロナウイルスで学校に来られない日が多くて、友達と会えなかったから、残念な1学期だった」

石川県の小中学校も、不足した授業を補うため、夏休みの短縮や補充授業を行うとしている。

コロナ休校による学習の遅れを取り戻すため、2020年は、全国の95%にあたる教育委員会が、夏休みを短縮して対応。

小中学校で最も多い夏休み期間は、16日間。
高校では、最短4日間という学校も。

夏休みが8月8日からの17日間に決まった東京・葛飾区の小学校では、保護者から、夏休みの宿題に不安の声が上がっているという。

教師「(宿題は)いつも通りの量で出るかというのは、すごく心配みたいで」

実際のところ、子どもたちの宿題はどうなるのか。

教師「今まで40日間あったものが17日間になっていますので。ただ、それで夏休みの宿題をゼロってわけにはいかないので、やはり算数・国語等の基礎の学力の部分に関しては課題を出してやっていかないと、休校が長かった分、子どもたちも、基礎力にばらつきが見えてきてますので」

夏休みの期間には、東京23区内でも、ばらつきがある。

最も多くの区で設定されているのが、8月1日からの23日間。

このほか、24日間、17日間、そして、最も短いのが、大田区などの16日間。

一方、その大田区に隣接する世田谷区はというと、23区内で最長、31日間の夏休みとなるため、大田区とは、およそ半月分もの差が。

31日間の世田谷区と、16日間の大田区。
その境目に行ってみると...。

世田谷区と、道路を挟んだ反対側が大田区。
この境によって、学校の夏休みに、15日も差がある。

世田谷区と大田区は、道路1本隔てて、夏休みが16日間と31日間に分かれている。

2つの区の境目に近く、どちらからも生徒が通っている学習塾。
夏休みが短い大田区の生徒には、夏期講習のカリキュラムを変更して対応するとしている。

しかし...。

学習塾「トモろ。」の奥田哲史さん「大田区は2週間しかない。受験でも心配は当然あります。ただ、3月から5月の休みの期間に塾のテキストを進められた。その貯金のある中で、対応をしていきたい」

夏休みが16日間・大田区の母親「熱中症にさえならなければ、2週間でいいかなと思います」

夏休みが31日間・世田谷区の母親「前にも何カ月か休んだ分、(夏休み)短くてもいいかなと思うけど、学力面的には範囲が終わるか心配」

(FNNプライムオンライン7月20日掲載。元記事はこちら

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