Go Toキャンセル料 一転補償へ 東京は新たに168人感染

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22日から始まる「Go Toトラベル」の対象から除外された東京発着の旅行について、政府は、予約済みの旅行代金のキャンセル料を補償する方針を固めた。

新型コロナウイルスの感染拡大が顕著な国内有数の夜の街、新宿・歌舞伎町。

新宿区・吉住健一区長「これ以上、厳しい目が新宿の街に向かないように、街を取り戻すために、どうか協力お願いします」

20日夜、新宿区の職員や地元の飲食店の従業員が、ホストクラブやキャバクラを巡回し、感染対策の強化を呼びかけた。

危機感が強まる東京。

20日の新規感染者は168人。
12日連続の100人超え。

年代別では、20代から30代が60%以上を占めているが、60代から90代まで高齢者層への拡大がみられるという。

また、東京都で1人、埼玉県でも1人の死亡が確認され、国内での死者数は、クルーズ船の乗船者を含め1,000人を超えた。

名古屋市立清水小学校・鈴木登美雄校長「まだ、コロナウイルスはなくなっていません。逆に感染する人が、また増えてきている状態です」

21日から夏休みに入る、愛知・名古屋市内の小学校。

一方、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、入場者の地域制限を解除し、20日から、全国の来場者の受け入れをスタート。

夏休みに向け、始動した。

こうした中、22日から始まる政府による「Go Toトラベル」キャンペーン。

東京除外に続き、大きな方針転換が。

政府は当初、キャンセル料を補償しない方針だったが。

菅官房長官「キャンセル料については、業者への働きかけや、利用者に迷惑をかけないよう必要な対応を検討したい」

補償の対象について、政府は、事業開始を告知した7月10日以降、東京除外を公表するまでのおよそ1週間に予約した旅行を対象とする方向で最終調整している。

度重なる政府の方針転換。

千葉・御宿町の旅館では、東京除外後に送られてきた宿泊キャンセルのファクスが束になっていた。

大野荘・大野和美おかみ「本来はキャンセル料をいただいたりするが、今回に限っては、そういうのをいただかないようにしている。やっぱり、お客さまがあってのわたしたちの商売なので」

しかし、政府がキャンセル料の補償へ転じたことで、現場では、さらに混乱が生じているという。

大野荘・大野和美おかみ「正直言って、本当にわたしたちも振り回されている。対応に困っている。はっきりとちゃんと決めて実施してほしい。キャンセル料金を国で補償してもらえるなら、わたしたちいとっては本当に助かることなので、できればしていただければうれしい」

補償対象の詳細について赤羽国土交通相が、21日にも正式に発表する見通し。

(FNNプライムオンライン7月21日掲載。元記事はこちら

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