「我慢の4連休」を呼びかけ 「Go Toトラベル」始まる中

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Go Toトラベルが初日を迎える一方、医師会は我慢の4連休と呼びかけている。

22日から始まった政府による観光支援策「Go Toトラベルキャンペーン」。

羽田空港や東京駅には、大きなキャリーバッグを引き、観光地へ向かう人の姿が目立った。

東京駅では、「最初は実家に帰るついでに(Go Toを利用して)、長野県内の温泉に泊まって旅行して帰ってくる予定だったが、なんかちょっと空気的にまずいかなと思って、実家だけ帰って1泊して、また戻ってくる予定」といった声が聞かれた。

羽田空港では、「領収書とか宿泊先のところで伺って、帰宅してから利用補助金出るのかどうなのか調べたいと思う。(感染対策は?)通常の大きい瓶の(消毒スプレー)を小分けして」といった声が聞かれた。

京都の清水寺近くにある土産物店では、営業時間の延長や店内の商品を倍に増やすなど、23日から始まる4連休に向け、準備を進めていた。

土産物店・店主「やっぱり遠いところから来てほしい。もうそれしかない。こんなの近場の人は買わない。この4日間の連休で息を吹き返したい」

県をまたいだ観光に期待が高まる4連休。

しかし、日本医師会は22日の会見で、「我慢の4連休にしてはもらえないか。国民の皆さまにおいては、初心にかえって、県境を越えた移動や不要不急の外出を避けてほしい」と述べ、感染第2波を念頭に、4連休の外出自粛などを呼びかけた。

日本医師会「(今)急増している感染者数が激増すると、新型コロナウイルス感染症の医療崩壊だけでなく、通常医療を含めた医療提供体制の崩壊につながる可能性が高い」

自治体からも。

大阪・吉村知事「感染者の数だけを見れば、第2波に入って来ているというふうに評価すべきだと思う。高齢者や基礎疾患のある方は、(感染)リスクが高いので、リスクの高い環境は、この4連休の間、避けていただきたい」

東京・小池知事「明日からの4連休は、感染拡大を食い止めることができるかどうかの重要な期間。外出する場合は、感染の予防・対策を万全にしてほしい。また、外出はできるだけ控えてほしい。第2波という心構えを持って、よりいっそうの警戒の必要がある」

全国の感染者数が過去最多を更新するなど、感染が再び広がっている現状について尾身会長は...。

感染症対策分科会・尾身会長「“第2波”とは何なのかということだが、今と緊急事態宣言を出したときとは状況が違う。今の東京の現在の状況を、どうわれわれ分科会が判断したかというと、感染数が爆発的に増加している状況ではない。むしろ緩やかな増加傾向と考える。今の方法でやる、最大限頑張る、それでも(感染者数が減少)できなかったら、次のレベルに行くということだとわたしは思う」

(FNNプライムオンライン7月23日掲載。元記事はこちら

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