1000万人検査で封じ込め 中国・武漢 “コロナ震源地”は今

国際 医療・健康


日が暮れ始め、街へと繰り出す大勢の市民。

新型コロナウイルス流行の“発生地点”とされる中国・武漢市。

23日、ロックダウンから、ちょうど半年。
街は驚くほどの変貌を遂げていた。

店に入る順番待ちの人たちが、多く集まっていた。

さらに...。

独特なにおいで知られる臭豆腐の屋台には行列も。

多くの市民がマスクを着用しているものの、『3密』を避ける雰囲気は感じられなかった。

武漢市民「コロナはもう終わった感じです」、「武漢はいま一番安全な場所でしょ、なにが怖いの」

2020年1月下旬、人々の移動を制限するロックダウンに踏み切った武漢。

そして、あの海鮮市場では...。

2019年12月、この海鮮市場の周りで、原因不明の肺炎が相次いで確認され、2020年1月、新型コロナウイルスによるものと判明した。

海鮮市場近くに住んでいた男性は、「(当時の海鮮市場は?)そこには冷凍の海鮮がありました。ニュースでいわれていた野生動物はすごく少なくて、1カ所か2カ所くらいです」と話す。

男性は、祖父を新型コロナで亡くし、自身も陽性か陰性かわからないまま、仮設の病院に隔離された。

男性「怖いというより、パニックでした。病院は人であふれて、医者や看護師は手が回らない状態でした」

2020年4月、武漢のロックダウンは解除された。

ところが、新たな感染が確認されたため、市当局は、全市民1,000万人を対象に、無料でPCR検査を実施。

無症状の感染者300人すべてを隔離した。

武漢市民「みんながPCR検査を受けているから、どこでも安全だ」

市民が見せてくれたスマホの画面。
PCR検査で陰性だったことを証明するもので、市民の安心材料になっていた。

武漢市民「自分は問題ないし、周囲も感染していないのがわかっているので、怖がる必要はない」

かつてない混乱の末に、にぎわいを取り戻したこの街の現状から、第2波が懸念される日本は何を教訓とすべきなのか。

(FNNプライムオンライン7月23日掲載。元記事はこちら

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