夏に咲く桜でおもてなし 「東京五輪で...」生産者の思い

社会 東京2020


桜といえば、日本の春を象徴する花だが、26日に紹介するのは、暑い今の時期に咲く桜。

夏咲きの桜に情熱をかける、生産者の思いを取材した。

白い花びらを開いた、かれんな花。
薄ピンク色のつぼみも。

26日に撮影された桜は、実は、低温で管理し、つぼみの状態によって湿度や温度などを変えることで成功したという、夏咲きの桜。

生花作家・名古屋徹さん(58)「こちらが桜の開花調整をする専用施設になる」

神奈川・川崎市で、生花作家として活躍している名古屋徹さんが、20年にわたり、試行錯誤を繰り返して完成させた手法。

名古屋さんが夏に咲く桜にこだわる理由とは。

生花作家・名古屋さん「春以外に、いろんな季節に世界中のいろんな方に(桜を)楽しんでいただきたい。この一枝を家や会場で見ていただくことで、いっぺんに日本の風景ができあがる」

そして2020年、名古屋さんが期待を寄せていたのが、東京オリンピック。

生花作家・名古屋さん「夏のオリンピックの中で桜が咲いてくれたら、そこに楽しみが、桜でさらにおもてなしというか、感動が湧き上がるのでは?」

名古屋さんの夏咲きの桜は、東京大会の会場で展示される予定だった。

本来であれば、今、大舞台で満開になるはずだった桜は、箱根のホテルで展示され、訪れた人の目を楽しませている。

開催の延期が決まった東京大会。

1年後に向けて、名古屋さんは動き出していた。

生花作家・名古屋さん「(来年の準備が)ぼちぼち始まります。世界の方にぜひ、日本の桜はこんなにすてきなんだと皆さんに喜んでいただきたい、感動していただきたい」

夏咲きの桜は、多くの人を楽しませる日を待ちわびている。

(FNNプライムオンライン7月26日掲載。元記事はこちら

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