白菜“2倍”に...野菜高騰 飲食店はダブルパンチ

経済・ビジネス


各地の記録的な長雨や日照不足の影響で、野菜の価格が高騰している。

このきゅうり、現在は2本100円で販売されているが、例年は4本100円なので、2倍の値段になっている。

都内のスーパー「スーパーイズミ」では、ほとんどの野菜が値上がりしていて、キャベツが例年と比べて2割から3割、ほうれん草が2割ほど高くなっている。

買い物客は、「高いでしょ。控えてる、買う方は。困っちゃう」、「野菜食べないと元気が出ないので、買わないわけにはいかないが、懐が痛い」などと話した。

スーパーイズミ 代表取締役・五味衛さんは「こんなに長く天気悪いのは続いたことないので、非常に厳しい状態」と話した。

東京都中央卸売市場の卸売価格は2019年と比べて、小松菜が2.4倍、白菜が2.0倍、ほうれん草が1.8倍など、多くの野菜が値上がりしている。

農水省によると、原因は長雨と日照不足。

気象庁が作成した26日までの20日間の日照時間のデータ。
平年と比べて、6割以下を示す紫の点が全国的に広がっているのがわかる。

野菜の高騰は、飲食店にも深刻な影響を与えている。

野菜を専門に取り扱う都内のイタリア料理店では、新型コロナウイルスの影響で収入が3割から5割ほど減少。

弁当メニューを充実させるなどの対策をしてきたが、今回の野菜高騰が営業の厳しさに追い打ちをかけている。

カーポラヴォーロ店長・鳥海将彦氏は「(新型コロナで)お客さまがまず来ない。(野菜の)価格が上がることでダブルパンチを受けて、非常に経営も苦しくなっている状況」と話した。

農水省は、「このまま今のような天気が続くと、高値の状態が続く可能性がある」としていて、梅雨明けの時期が、今後の価格を左右するとみられる。

(FNNプライムオンライン7月27日掲載。元記事はこちら

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