最上川で川の水が住宅街に 気象庁「大雨特別警報の可能性も」

社会


日本海側を中心に、東北と北陸で記録的な大雨となっている。

山形県では川があふれ、住宅地に濁流が流れ込むなど厳重な警戒が続いている。

最上川が流れる山形・大江町に設置してあるライブカメラの映像。

あふれ出した茶色い水で道路は冠水し、家の2階部分に迫る勢い。

山形県では、24時間に降った雨の量が200mmを超え、最上川流域の周辺の川が増水していて、氾濫の危険性が非常に高い、氾濫危険水位に到達したところがある。

活発な梅雨前線と低気圧の影響で、東北や北陸では、記録的な大雨となっている。

このあとも、東北と北陸では、災害級の大雨となるおそれがある。

気象庁は、大雨特別警報を出す可能性もあるとして、厳重な警戒を呼びかけている。

山形・中山町では、短時間に急激に降った雨で排水が追いつかず、道路全体を泥水が覆って、滝のように流れていた。

東北や北陸で断続的に降り続く大雨。

秋田・大仙市では、午前4時40分までの3時間雨量が、7月の観測史上1位となる114mmを観測。

この雨で、市内を流れる福部内川が氾濫し、住宅などが水に漬かった。

秋田・由利本荘市では、土砂崩れが発生。

かなりの量の土砂が道路を覆っているが、上を見ると、U字溝が宙に浮いているのが確認できる。

由利本荘市内では、国道の路側帯付近が、およそ10メートルにわたり陥没するなどの被害が相次いでいる。

午後1時半すぎの新潟・村上市を流れる勝木川。

雨により、水位が高くなってきていた。
その水位は、橋げたのすぐ下まで来ている。

避難所では、「ずっと続いているからね、この雨。まだ夕方までどのくらい降るのか心配です」といった声が聞かれた。

このあと、新潟や福島などに発達した雨雲がかかる見込みで、29日午後6時までに予想される雨量は、多いところで、東北や北陸で100mmなどとなっている。

新潟・佐渡市では、「これ以上降ったら、(川が)決壊したりするんじゃないか」と心配する声も聞かれた。

気象庁は、東北と北陸に大雨特別警報の可能性もあるとしていて、市町村が出す避難情報をもとに、早めに避難するよう呼びかけている。

(FNNプライムオンライン7月28日掲載。元記事はこちら

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