緊急地震速報 肩すかし 警報音鳴るも揺れず なぜ

社会

30日の震度5強の緊急地震速報、驚いた人も多かったのではないか。

しかし結果的には、どこも揺れは観測されなかった。
いったい何があったのか。

30日午前9時半すぎ、千葉・浦安市の東京ディズニーランドで撮影された動画。

スタッフに加え、キャラクターまでもが、来場者に頭を守って座るよう指示。

ミッキーやミニー、ドナルドダックなども、頭を押さえてしゃがみ込んでいた。

この直前、気象庁は、千葉県南方沖を震源とする強い揺れに警戒を呼びかける、緊急地震速報を出した。

千葉県民「超びっくりしました」、「とりあえず押し入れの下に隠れましたね、子ども連れて」、「もうすごくびっくりして、5分くらいは、ずっとその場で固まっていたような感じ」

当時、PCR検査を行う、神奈川・川崎市の施設を視察していた菅官房長官。

突然の警報に、会見は一時中断。

菅官房長官「免震構造だから大丈夫ですよ」

気象庁が緊急地震速報を発表したのは、午前9時38分ごろ。

関東甲信越や東海、福島県などで、最大震度5強の強い揺れが予想されるというものだった。

ところが...。

体に感じる揺れはなく、震度1以上を観測した場所はなかった。

しかし、緊急地震速報の発表を受け、首都圏の交通機関は緊迫。

なぜ、緊急地震速報が出たにもかかわらず、揺れが観測されなかったのか。

気象庁は、午前11時半から会見し、緊急地震速報が誤報だったとして謝罪。

原因として、千葉県南方沖を震源とするマグニチュード7.3の地震を予想したものの、実際に起きたのは、伊豆諸島の鳥島沖を震源とするマグニチュード5.8の地震で、震源の場所をおよそ450kmを誤って推定したことを挙げた。

加藤孝志地震津波監視課長「このエリア、観測点がどうしても少ない。1列に並んでいるところがある。海域で起こる地震の震源決定は非常に難しい」

気象庁は、改善を検討するとしている。

(FNNプライムオンライン7月30日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース