俳優の渡哲也さん死去 病と闘い続け...

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俳優の渡哲也さん(78)が亡くなっていたことがわかった。

俳優・渡哲也さんが10日、東京都内の病院で、肺炎のため亡くなっていたことがわかった。
78歳だった。

1965年に銀幕デビュー。
日活のアクションスターとして活躍した後、石原プロモーションに所属。

角刈りサングラスの大門部長刑事を演じた「西部警察」など、刑事もののテレビドラマシリーズで、人気は不動のものに。

石原裕次郎さん亡きあと、石原プロの社長に就任。
石原軍団を率いてきた。

1991年には、直腸がんを公表。

5年前にも急性心筋梗塞を患うなど、病とも闘い続け、ここ数年は、呼吸器疾患などで自宅療養を続けてきた。

2005年には紫綬褒章、2013年には旭日小綬章を受章した渡さん。

2020年6月、石原裕次郎さんの生前の映像と共演した、宝酒造のCMのナレーションの収録が最後の仕事に。

また、石原プロは、2021年1月に解散することが決まっていた。

その石原プロによると、「静かに送ってほしい」という渡さん本人の強い希望で、14日に家族葬が行われたという。

俳優としての華々しい活躍の一方、渡さんが積極的に行っていたのが、被災地などでの炊き出し。

2011年、宮城・石巻市で被災者から「石巻復興したら、またお会いしましょう」と声をかけられた際、渡さんは「負けないでね」と答えていた。

被災者にとことん寄り添う。

東日本大震災の時、渡さんは被災者の前で、「わたしは兵庫県の淡路島出身で、阪神大震災の時にも神戸に炊き出しに行きました。今回の東日本大地震。神戸の時以上に強く感じたのは、家族の絆とふるさとへの思いです」、「跡形もなくなったふるさとを見て、言葉もなく悲しくなる。本当に言葉もありません。これからも皆さんは苦しいきつい日々が続くと思いますが、決して諦めない、決して負けないという強い気持ちを、復興するまで持ち続けてもらいたい。頑張ってください」と語っていた。

(FNNプライムオンライン8月15日掲載。元記事はこちら

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