東京都心も34度まで上昇 自覚症状ない“隠れ熱中症”

社会 暮らし 医療・健康


もうすぐ9月というのに、猛暑が収まらない。

26日も、神奈川・川崎市の小学校で、6人の児童が熱中症の疑いで搬送された。

知らないうちに、“隠れ熱中症”になっているケースもあり、注意が必要。

西日本を中心に、26日も危険な暑さとなった、日本列島。

鳥取砂丘は、体全身を刺すような日差しと吹き荒れる熱風で、もう倒れてしまいそうなぐらい暑い。

最高気温36.8度で、26日も猛暑日となった鳥取市。

強い日差しを浴びた砂丘の気温は、45度近く。

さらに、砂の表面温度は、50度にも達していた。

観光客は「めっちゃ暑い!」、「足の裏やけどしそう...」、「足裏やけど地獄です」、「サハラ砂漠みたいです」などと話した。

同じ鳥取県の米子市と境港市では、38.2度。

香川・三豊市で、38度を観測した。

また東京都心では、気温が34度まで上がり、熱中症警戒アラートが発表された。

東京・江戸川区で26日午後1時ごろ、噴水で遊ぶ親子をサーモカメラで見ると、頭や首などが赤く染まり、40度以上を示していた。

こうした連日の暑さで、熱中症になっていても自覚症状があまりない、“隠れ熱中症”となるケースが増えていると、専門家は指摘する。

横浜相原病院・吉田勝明院長は、「ちょっとした症状があっても、これは疲れているんだ、夏バテなんだと、自分で自分を納得させるような自信家の方にも結構多い」と話した。

横浜相原病院の吉田院長によると、“隠れ熱中症”のチェックポイントは「手のひらが冷たく、頬などに触れると熱く感じる」、「舌が乾き、白っぽくなっている」、「皮膚をつまんで、3秒以上戻らない」、「親指の爪を押して、赤みが戻るのが遅い」の4つ。

これらは、脱水症状や血液の流れが悪くなっていることを示すサインで、気づかないまま放置すると、症状が悪化する危険があるという。

26日、都内の公園に来ていた人に、親指の爪を押し、すぐ赤みが戻るか確かめてもらった。

ほとんどの人に問題はなかったものの、中には「ちょっと戻りづらいですか...はい。水分をとるしかないですかね、今」と話す男性も。

横浜相原病院・吉田院長は、「やはり、こまめな水分補給が一番大事なこと。トイレの回数が減った、あるいは、めまい・頭痛・全身の倦怠(けんたい)感を感じたら、隠れ熱中症のサインが出ている」と話した。

26日は、神奈川・川崎市の小学校で、体育の授業を受けていた児童6人が熱中症とみられる体調の異変を訴え、病院に搬送された。

また東京・小平市では、ビルの解体現場で8人の作業員が搬送されたが、熱中症か一酸化炭素中毒の可能性があるという。

(FNNプライムオンライン8月26日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース