首相体調不安にポスト安倍たちの発言比較 後継への意欲発言も 「醜い」「責任感」「覚悟」「時期尚早」など反応様々

政治・外交


安倍首相が24日、前週に続いて病院を訪れたことで体調不安が広がる中、自民党のポスト安倍の候補とされる菅官房長官、石破元幹事長、岸田政調会長、小泉環境相の24日から26日にかけての記者会見などで安倍首相の体調やポスト安倍への意欲をめぐる質問が相次ぎ、それぞれが独自の認識を示した。

菅官房長官は25日の会見で、安倍首相自身が体調を説明する機会や、持病の潰瘍性大腸炎の治療を受けている可能性を問われたが、「安倍総理が仰ったとおりだ」などと慎重な発言に終始した。
26日の会見では菅長官がポスト安倍の1人であることについて聞かれたが、「安倍総理の自民党総裁としての任期は1年以上あり、ポスト安倍などという話は時期尚早で私自身は全く考えていない」と強調した。

石破元幹事長は、安倍首相の健康管理をめぐるアドバイスについて聞かれ、「総理大臣は休むのも仕事のうちだ。医者の言うことを聞いていくことが大事なことだろう」と述べた。
また、安倍首相が自ら健康を説明する必要性については「それは総理の判断だ」と述べた上で、野党が国会での安倍首相の説明を求めていることについては異議を唱えた。
首相の体調不安時に首相臨時代理を置くことについては、過去の例にふれつつ「政権の中にいる人一番責任感を持って考えている。私みたいに政権の中にいない者があれこれ言うのは適当でない」と述べるにとどめた。

小泉環境相は、石破氏と同じく、野党の国会での安倍首相による説明要求について「そういうものではない」と批判するとともに、様々な臆測に基づいて安倍首相の体調を議論する状況について「醜い」と苦言を呈した。

岸田政調会長は24日、安倍首相がしっかりした体調管理のもとで、引き続いてリーダーシップをとることへの期待を強調した。
また安倍首相の体調の政治日程への影響については「影響すると思っていない。影響しないよう総理に体調を調整していただいて元気で強い思いをもって臨んでいただきたい」などと述べた。
安倍首相が退陣を余儀なくされた場合の後継への意欲について聞かれると「規約に基づいて後任を選ぶのが党の有り様だ」と一般論でかわした。

岸田氏は翌25日に行った講演での質疑では、ポスト安倍全般に関して「どんな状況であっても自分はやるんだという強い覚悟をもって臨まなければ」と述べた上で、「貧乏くじであろうが何だろうがそんなことでひるんでいては大きな目標にたどりつけない」と強調し、強い意欲を示した。

(FNNプライムオンライン8月27日掲載。元記事はこちら

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