黒人銃撃 大坂なおみも抗議 米スポーツ界ボイコット拡大

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全米オープンテニスの前哨戦に出場中だった、大坂なおみ選手が投稿したツイート。

大坂なおみ選手「わたしはアスリートである前に、黒人女性です。大多数の白人スポーツの中で、会話を始めることができれば、正しい方向への1歩だと思います」

準決勝を、棄権する考えであることを明らかにした。

大坂選手が棄権を決めた、その理由は...。

8月23日、アメリカ中西部ウィスコンシン州で、警察官が黒人男性を背後から銃撃する事件が発生。

撃たれたのは、ジェイコブ・ブレークさん(29)。

現地メディアによると、ジェイコブさんの交際相手の女性が、「彼氏が家の中にいる」と通報。

到着した警察が、車の中にナイフを持っていることを認めたジェイコブさんを取り押さえようとしたが、失敗。

その後、車に乗り込もうとしたところを背後から銃で撃った。

ジェイコブさんの父親「警察官は、息子を7回撃ちました。たいした問題でもないかのように、しかし息子にとっては大問題だ。人間です」

ジェイコブさんは一命を取り留めたものの、下半身にまひが残り、半身不随に。

弁護士「奇跡でも起こらない限り、ジェイコブさんは二度と歩けないだろう」

SNSで動画が拡散されると、人種差別や警察官の過剰な行為に対する抗議デモが拡大。

燃やされる車や建物、信号機や店のガラスを破壊するなど、一部の人々は暴徒化。

それに対し、ライフルで武装した人々が現れ、銃撃事件も発生。

この事件で、これまでに2人が死亡したほか、1人が負傷した。

ウィスコンシン州では、警官隊が出動し、略奪や破壊行為を行う暴徒たちに催涙弾を使用するなど、鎮圧に乗り出す中、連日、抗議デモが繰り広げられている。

アメリカ・ウィスコンシン州で黒人男性が警察官に撃たれた事件を受け、抗議活動は、スポーツ界にも広がりを見せている。

アメリカNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズ選手が、自身のツイッターに、「わたしたちは変化を求めている。もううんざりだ」と心情を吐露するなど、全米プロバスケットボールやメジャーリーグの選手らも事件への抗議として、試合をボイコットする事態に発展。

また、全米オープンテニスの前哨戦に出場していた大坂なおみ選手は、抗議のため、準決勝を棄権する考えであることを表明。

すると、女子テニス協会らは、トーナメントを一時的に停止することを決定。
28日から再開することを発表した。

人種差別に対する抗議が、広がりを見せている。

(写真: EPA=時事)

(FNNプライムオンライン8月27日掲載。元記事はこちら

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