“最大瞬間”70メートルの世界 沖縄に迫る台風9号の猛威

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暴風による猛威を再現した実験映像。
自転車に乗ったスタントマンが、いとも簡単に吹き飛ばされるほどのすさまじい風。

こうした危険な暴風をもたらす台風が、刻一刻と列島に迫っている。

大型で強い台風9号。
9月1日明け方にかけて、非常に強い勢力で沖縄に最も接近する見込み。

特に厳重な警戒が求められるのが。

玉城デニー知事「最大瞬間風速70メートルと見込まれています。命を守る行動を最優先に」

最大瞬間風速70メートルが予想される暴風。

車が横転したり、住宅が倒壊するおそれもあるとされている。

台風が迫る那覇空港では、31日午前9時以降、発着するすべての便が欠航となった。

1日も、ほとんどの便が欠航する見通し。

利用者「昼に(航空チケット)変更したら、昼も飛ばなくて、あしたも飛ばないからホテルを2日間連泊です。困っちゃいました」

那覇市内の小禄小学校は、新型コロナウイルスの影響で31日、登校が再開されたばかりだったが、台風の影響で、午後から臨時休校となった。

児童は「結構残念です」、「台風が来て家でゲームするより、友達と遊びたい」などと話した。

はたして、最大瞬間風速70メートルもの風が吹き荒れた場合、いったい何が起きるのか。

取材班は、暴風雨などを模擬体験できる東京消防庁の施設に向かった。

ここで体験できる風速は30メートルだが、風速30メートルでも、まっすぐ立つこともできない。

この2倍以上にもなる風速70メートルの猛威。

大型送風機で風速80メートルを再現した実験映像では、風速30メートルでは、なんとか立っていられたスタントマンも、風速80メートルになると、瞬く間に吹き飛ばされてしまった。

さらに、風速80メートルで車のドアを開けてしまうと、暴風にあおられて、閉めることができない。

不用意に外に出れば、ドライバーにも危険が及ぶ。

記録的な暴風が予想される台風9号。

2日から3日にかけては、九州にも近づくおそれがあり、今後の進路に警戒が必要となる。

(FNNプライムオンライン8月31日掲載。元記事はこちら

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