テイクアウト戦国時代到来 風雲急の中 新たな戦略が

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いわゆる「1人焼肉」で知られる店「焼肉ライク」。

ランチタイムの一番人気は、牛タンにカルビ、ハラミが一度に楽しめる1,480円のセット。

大人数で網を囲むのではなく、自分専用の網で肉を焼くスタイルで、単身客を発掘し、落ち込んでいた売り上げも8月から9割ほどに回復。

さらに、弁当ニーズの高まりを受け、新たな戦略を打ち出した。

神奈川・相模原市の店舗で導入されたのは、ドライブスルー方式。

弁当を注文して待っていると、駐車場まで出来たてを届けてくれるシステム。

注文が入ってから肉を焼き、ホカホカのご飯に盛りつける600円の牛カルビ弁当。

このほか、牛タンやハラミがのった豪華な弁当など、充実のラインアップ。

焼き肉ライク 相模原若松店・本名哲也さん「より、人との接触という部分をなるべく避けていただけるようにという部分で、ドライブスルーを導入させていただきました。一番売れた弁当で、網焼き牛カルビ弁当が850個ですね」

コロナの影響で厳しい状況が続く飲食業界。
帝国データバンクによると、外食事業を展開している上場企業の9割近くは、7月の売り上げが2019年の同じ月を下回った。

あの手この手の危機突破策が求められる中、驚異の売り上げを達成している店があった。

東京・亀戸にある地元の弁当店「キッチン ダイブ」。

並んでいるのは、ソーセージが10本も入った弁当や、ウナギとエビ天がぎっしりの弁当。

また、揚げ物ばかりが、これでもかと詰め込まれた888円弁当など、1kgを超えるボリューム満点弁当。

その一方で、200円の激安弁当なども取りそろえ、激安デカ盛りの2枚看板で営業している。

すると...。

キッチン ダイブ・山本由利さん「売り上げは約30%上がりました。(前月の売り上げは)約1,450万円ぐらい。1kgのめずらしい弁当の方が人気がある。1日100食以上(出ます)」

安さとボリュームが家庭での持ち帰りニーズにマッチし、コロナ禍にあって、月の売り上げは3割もアップ。

厨房(ちゅうぼう)は、大量のエビ天や各種総菜を大盛りご飯に盛りつけ、ぎゅっとふたをする作業で大忙し。

また、店内の混み具合などをYouTubeで生配信しているため、店内の「密」を避けて訪れることもできる。

お弁当を購入した人は、「自分もYouTubeライブを見て、ほかの弁当屋さんだと、結構、中混んでいるところが多いので」、「生放送見て...」、「(安心できますか?)そりゃそうだね。すいているところを選んで来ます」などと話した。

年中無休、24時間営業のこの店。

31日午前10時半時点の8月の来店者数は、1万4,113人だった。

その後、午後4時半までの6時間で、さらに160人が来店。

コロナとのこの先の戦いに向けても、手応え十分。

(FNNプライムオンライン8月31日掲載。元記事はこちら

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