菅氏 X 石破氏 X 岸田氏 事実上の選挙戦に突入

政治・外交


安倍首相の後継を決める自民党総裁選挙は、2日、菅官房長官が正式に出馬を表明、岸田政調会長、石破元幹事長も活動を活発化させるなど、事実上の選挙戦になった。

菅官房長官「私は自由民主党総裁選に立候補する決意をいたしました。安倍総裁が全身全霊を傾けて進めてこられた取り組みをしっかり継承し、さらなる前進を図るために、私の持てるすべての力を尽くす覚悟であります」

菅氏は出馬について、「総理が辞意を表明したあとに、熟慮に熟慮を重ねた結果として判断した」と述べた。

コロナ対策やアベノミクスなど、安倍政権の政策の継承を強調する菅氏は、拉致問題について、「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長と条件を付けずに会って、活路を切り開いていきたい」と表明した。

菅長官の出馬表明について、「安倍政権を継承するということについて、相当アクセント、重点を置かれたなというふうに思う」と述べた石破元幹事長は、2日朝、フジテレビの「とくダネ!」に出演した。

石破元幹事長「憲法、外交、安全保障、社会保障どうだい、ということを時間をとって徹底的に議論して、投票権はないけど、国民に何を示す。そのために一緒にやりたい」

石破氏は、菅氏が主要派閥の支持を集めている情勢について、「誰がどう計算しても厳しいが、圧倒的に厳しいからといって、『やらない』ということをわたしはしない」と強調した。

岸田政調会長「(アベノミクスで)中間層や中小企業、地方に恩恵がいくと言われ続けてきたけれど、現状それは実現されていない。やはり意識的に分配を変えていく」

岸田政調会長は「とくダネ!」で、「逆転の一手の妙案はないが、政治の姿勢、政策をしっかり発信し、国民の信頼を得る、国会議員の思いを動かすことに尽きる」と強調した。

岸田氏は3日、「分断から協調へ、公正でやさしい、芯の通った政治」と題した政策パンフレットを発表する。

麻生副総理「明らかに非常時だ。非常時ということを考えた時に、菅官房長官の方が、経験といい、やってきた実績、決断を即時出さないといけない。そういう点において、菅候補の方が優れているのではないか」

一方、細田派、麻生派、竹下派の会長がそろって記者会見し、菅氏を支持する方針を表明した。

新しい総裁は14日に選出され、16日に、国会で首相に指名される見通し。

(FNNプライムオンライン9月2日掲載。元記事はこちら

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