台風10号 気象庁緊急会見 特別警報級「あすまでに備えを」

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特別警報級の台風10号が列島に接近してきています。
気象庁は、国土交通省と合同で緊急会見を行い、最大級の警戒を呼びかけました。
この台風について、フジテレビ・三井気象予報士の解説です。

木村拓也キャスター「今回気象庁が、かなり早い段階で“特別警報級”という言葉を使って警戒を呼びかけましたが、このあたりはどうなんでしょうか?」

三井気象予報士「通常、大雨の特別警報というと、割と切迫した状況で出るんですね。ところが、今回の台風を由来にした特別警報は、割と前もって発表すると。それも割と前もって今回のように会見をしているのが特徴です。どういう違いがあるかといいますと、大雨特別警報というのは、大雨の場合は、いろんな警報基準というのがあって、雨と土壌雨量指数をもとに、今、どういう状況にあって、この先、大雨特別警報の基準を超えるよというところまでこないと出ないんですね。ところが、台風を由来にした特別警報、これは、波浪の特別警報、それから暴風・高潮の特別警報ですが、伊勢湾台風クラスの台風とか、低気圧が来るといった場合に、具体的には930hPa(ヘクトパスカル)以下か、最大風速50メートル以上、どちらかにあてはまった場合に、そういう予想が出たとき、接近する12時間前に発表しましょうというのが、この大雨の特別警報と、台風のときの特別警報の違いなんですね」

木村キャスター「それぞれ違いがあって気象庁が発表したのはこちらですよということですね」

三井気象予報士「発表するのは、12時間前です。今はまだ発表していなくて」

木村キャスター「これに注意しましょうということですね。具体的に雨もそうですが、ほかのものにも警戒しなければいけないということですね」

三井気象予報士「雨だけではなくて、とにかく風が強いということと、もう1つ、高潮です。今回は915hPaまで下がるということで、通常、満潮・干潮のほかに台風自体が吸い上げる吸い上げ効果というのと、あと風によって、吹き寄せ効果というものが加わるので、潮位が上がるんですね。それが街の中に入ってくるというケースがありますので、過去ですと、伊勢湾台風ですと、5,000人くらいの方が高潮で亡くなっているということがありましたので、十分、高潮には注意していただきたいと思います」

木村キャスター「会見にもありましたが、ハザードマップを確認して、まずは命を守る行動をお願いします」

(FNNプライムオンライン9月3日掲載。元記事はこちら

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