台風10号 警戒ポイントは? 高潮・低気圧・暴風に備え早めの対策を

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台風10号の警戒ポイントについて、三井良浩気象予報士の解説。

今回の台風は、過去最強クラスで九州に接近、または上陸の可能性があり、警戒ポイントは大きく分けて2つある。

1つ目は、記録的な暴風が吹くことだが、今回の台風10号は、最大瞬間風速が85メートルと予想されている。

これは、命の危険がある暴風。

仮にレベル1段下げて、60メートルの風が吹くとどういうことが起きるかというと、トラックが横転したり、あるいは住宅が倒壊したりするという強さの風。

今回予想される85メートルというのは、時速に直すと300km、新幹線と同じようなスピードの風が吹くので、本当に命の危険があるということになる。

もう1つの警戒ポイントは、記録的な高潮。

この高潮だが、2年前の台風21号では、関西国際空港の滑走路が冠水してしまうという大きな被害があった。

また、和歌山市の漁港では、海水が押し寄せてきてしまうという被害があった。

今回は、これ以上の被害の可能性がある。

その理由が3つある。
1つは、今がちょうど大潮の時期で、満潮の潮位が非常に高い。

さらに台風が来ることによって、気圧が海面を上昇させる。

これが、今回の台風だと、この気圧だけで1メートルくらい上昇してしまう。

さらに強風によって、岸壁のほうに吹き寄せられるということで、この岸壁を越えてくる波が来る可能性があるという。

暴風や大雨の警戒すべき時間帯。

とにかく、暴風が吹くともう避難ができなくなる、外に出られなくなるため、その前に避難や準備などをする必要がある。

沖縄や奄美は4日のうち、そして九州から四国に関しては、5日のうちに避難をしていただきたい。

具体的にどういうことをするかというと、とにかく頑丈な建物に避難をしていただく。
それから、大規模な停電が起きる可能性があるため、情報入手のための手段、例えばラジオを用意する。

それから、断水する可能性があるので、水の確保と、お風呂に水を張っておく。
これは、トイレを流すためにも大事。

さらに、外は風がとにかく吹くため、自転車や植木鉢が飛んできて凶器になる可能性があるので、家の周りの片づけというのも大事。

(FNNプライムオンライン9月4日掲載。元記事はこちら

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