菅氏 番組で「状況次第」 解散めぐる発言で“風”が...

政治・外交


3候補が本格始動する自民党総裁選。
さまざまな形で支持を訴える中、3日の「Live News it!」での発言をきっかけに、「解散風」が吹いている。

理容師「総理になっていただきませんと」
石破元幹事長「ありがとう」

3日の歯の検診に続き、4日は理髪店を訪れた石破元幹事長(63)。

「石破カット」だけでなく、眼鏡も黒縁に変えた「新・石破スタイル」で政策発表会見に臨んだ。

石破元幹事長「(防災で)すべての地域において、同じ対応、そういうような体制をつくるために、今の内閣府防災担当ではない、きちんと内閣のもとに防災省をつくり、専任大臣を(置くべき)」

その石破氏同様、劣勢が伝えられる岸田政調会長は、「早いうちに地方に足を運んで、そしてお願いをする。こうした努力が求められるのではないかと」と述べ、その言葉通り、党員による予備選での支援を求めるため、午後、福岡に向かった。

主が留守の間、岸田陣営がとったのは、電話作戦。

自民党 岸田派・岩田和親衆院議員「予備投票で『岸田』と書いていただいて」

支持者「うちはみんな『岸田さんやろうね』って」

派閥の若手議員が、電話で岸田推しの猛アピール。

そして、堂々の本命候補・菅官房長官(71)。

FNNは、菅陣営が作成したリーフレットを入手した。

「自助・共助・公助、そして絆」をキャッチフレーズに、政策面では、新型コロナ危機の克服、行政の縦割り打破、活力ある地方を作ることなどを柱に、菅カラーを打ち出している。

そんな菅応援団の1人が、二階派の片山さつき前地方創生相。

自身のYouTubeチャンネルで、菅氏への支持を訴えた。

片山さつき前地方創生相「ニックネームは“安定のガースー”。早く社会経済政策を取り戻したいと、お仕事の安定も取り戻したいと。これだと思うので、“安定のガースー”」

その“安定のガースー”への追い風に加え、政界にはもう1つの風「解散風」が吹き始めている。

注目されたのは、3日「Live News it!」への生出演で口にした、「(国民の信を問うという必要があるのか?)それは状況次第だと思いますね」という発言。

解散総選挙について否定せず、初めて“状況次第だ”と語った。

自民党議員からは、解散を求める声が。

中山展宏外務政務官「新総理のもとで、私は解散をし、選挙をしていただきたい」

4日朝、街頭演説に立ったのは、麻生派の中山展宏外務政務官。
なぜ解散を訴えたのか?

中山展宏外務政務官「コロナに関しては、国民の皆さま全員が、日常生活で対応していただいている共同作業。国民の皆さまに(総選挙で)伺った方が、私はいいんじゃないかなと思う」

自民党幹部からも、「やるなら今でしょ」という声が出る中、当の菅官房長官は4日、「解散については、新しい内閣の話だというふうに思ってます」と述べ、「状況次第」から、ややトーンダウン?

自民党総裁選の投開票までは、あと10日。

(FNNプライムオンライン9月4日掲載。元記事はこちら

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