台風10号接近 各地で厳戒 さらに発達し九州へ

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台風10号は、週末にも特別警報級へと発達して、九州に接近または上陸するおそれがあり、気象庁は、最大級の警戒を呼びかけている。

日本の南海上を勢力を強めながら、刻一刻と近づいている台風10号。

沖縄県の南大東島、およそ130人が通う南大東小中学校では、窓ガラスには養生テープを貼るなど、朝早くから台風への備えが始まっていた。

南大東島では、台風が接近する5日から6日にかけ、最大瞬間風速70メートルから85メートルと予想されている。

中学生「けっこう強い感じの台風で、ちょっとやばいのかなと」

そして、夜になると激しい雨が。

島内に設けられた避難所は、新型コロナウイルス対策として、段ボールと長机で間仕切りが施され、職員が1人ひとりの体温測定と体調の確認をしていた。

避難した住民「かなり大きい(台風)というのがあって、自分はそういうのにあったことないから、恐ろしくて寝られない」、「“風が強いから大変だからいらっしゃい”と呼ばれて、役場に。安心です。うちに1人でいるよりは、まだずっと安心」

また、鹿児島県は4日午後1時、屋久島と奄美大島の間に位置する十島村からの要請を受け、島民の避難のため、自衛隊に災害派遣を要請。

高齢者、子どもたちなどを優先し、十島村の居住者がいる7つの島から、人口のおよそ3分の1にあたる200人ほどが避難。

村が用意した鹿児島市内のホテルに宿泊する予定。

避難した住民「(台風が来るのが)ちょっと怖かった」、「島なので、(今回の台風は)大変だなという感じがした。(島には)たくさんまだ残っているので心配です」

一方、台風の接近にともない、企業も対応に追われている。

セブン-イレブン・ジャパンは、九州7県のセブン-イレブンおよそ1,000店舗を5日から順次、計画休業すると発表。

ヤマト運輸や佐川急便は、九州全域での荷物の引き受けを停止することを決めた。

早いところでは、5日夕方から、営業所の業務を休止するという。

台風10号の最新の予想を、徳田留美気象予報士が解説。

台風10号は、4日現在も非常に強い勢力で、5日には一番上のランク、猛烈な勢力まで発達して、夜には、南大東島にかなり接近する見込み。

その後も勢力を維持したまま、6日の日中は、南大東島付近を通って、九州には、6日の夜から7日の朝にかけて接近する見込み。

勢力が非常に強いので、上陸しなくても甚大な被害が出るおそれがある。

沖縄、奄美は、5日午後から6日にかけて、暴風雨となる予想。

九州も6日から次第に荒れてくるが、7日にかけて、外出が危険なほどになるとみられる。

予想される最大瞬間風速が、沖縄、奄美で70から85メートル。

これは、家屋が倒壊してしまうほどで、過去見たことがないような暴風になるおそれがある。

そして、そのほかの地域、西日本も7日になると広い範囲で風が強まるので、停電などの備えが必要となる。

(FNNプライムオンライン9月5日掲載。元記事はこちら

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