新潟で37.7度 猛暑日83地点 熱中症で生徒4人搬送

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台風が去り、広い範囲で晴れた8日、全国で猛暑日の地点が80を超えた。

一方、大気の状態は不安定で、関東などでは、ゲリラ雷雨への注意が必要。

視界が白くかすむほどの大粒の雨。

急激な気温の上昇にともない、大気の状態が不安定になった8日。

千葉・館山市や静岡・熱海市など、各地で突然の雨が降った。

8日、全国で最も気温が上がったのは、新潟・胎内市。

最高気温37.7度に達した。

9月に入って1週間以上がたつにもかかわらず、全国83地点で35度を超える猛暑日になった。

その1つが、35.7度と2020年1位を観測した青森市。

午後1時ごろの青森市の気温は、35度を超えていた。

例年であれば、もう涼しくなっているはずだが、8日は熱風が吹きつけていた。

街では、「暑いです。だから学校、きょう早く終わったんですよ、暑くて。サウナみたいです」といった話も聞かれた。

最高気温34.7度を観測した、岩手・盛岡市。

午前10時の岩手・盛岡市内は、朝からの強い日差しで、温度計は36.9度を示していた。

盛岡市では、「いやもう、尋常じゃないと思いますね。特にマスクやってますから」といった声が聞かれた。

兵庫・神戸市の中学校では、体育祭の練習中、熱中症とみられる症状で生徒13人が搬送された。

娘を迎えに来たという保護者は、「家に帰ってる娘に聞いたら、3人ぐらいの子がしんどくなって、過呼吸起こしたりしていたと言ってたんです」と話した。

暑さは、関東地方でも。

埼玉・草加市の名物、老舗せんべい店「小宮のせんべい」を訪ねた。

午後1時ごろの草加市は、直射日光の下では、38.1度を示していた。
そんな中、店内は23度のクーラーが効いているが、焼き場の近くでは、37度と外とほとんど変わらない。

明治40年(1907年)の創業以来、備長炭での手焼きという、昔ながらの製法を守り続けている。

この道50年以上という社長は...。

小宮のせんべい・小宮務社長(79)「焼く人は涼しいとか、なんとか言ってられません。暑いですから、覚悟を決めて焼いていますから」

9月の猛暑は、台風10号の被災地にも影響を及ぼしていた。

台風10号の大きな爪痕が残る九州。

今も多くの地域で停電が続いている。

天井にぶら下げた懐中電灯や、携帯の明かりで夜をしのいでいたのは、鹿児島・鹿屋市に住む上村さん一家。

キッチンでも、ランタンの明かり1つで、夕飯を準備していた。

上村さん一家「見えてますよ、ランプの光でどうにか。大変ですね、電気が来ないのが一番」

停電により冷蔵庫も止まってしまったため、食材はクーラーボックスの中に移したという。

上村さん一家「(冷蔵庫の中は)溶け放題ですね。まだ暑いこの時期なので、(冷蔵庫に)食べ物を入れられないのは不便」

厳しい暑さが続く中での停電。

扇風機の前には、子どもたちが集まっていた。

上村さん一家「困りますよね、まず夜が暑い。長引けば(子どもたちが)怖がる」

九州電力のウェブサイトによると、8日午後5時現在も、およそ5万戸が停電していて、9日までにほぼ全面復旧の見通し。

(FNNプライムオンライン9月8日掲載。元記事はこちら

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