3候補それぞれの出陣式 陣営に熱気 総裁選火ぶた

政治・外交


自民党総裁選が8日、告示された。

出陣式から演説会、そして共同会見に臨んだ3候補。
次の首相が目指す日本の未来像とは。

石破元幹事長「わが自由民主党は、国民政党として、国会議員だけの党ではない。党員の党であり、国民の党である!」

菅官房長官「なんとしても、この日本のかじ取り役として働かせていただきますことを、心からお願いして、私のあいさつとさせていただきます!」

岸田政調会長「目指すところは、勝利を目指して全力で闘います。堂々たる自由民主党の姿を、世の中に、そして世界に示そうではありませんか!」

3候補が初めて顔をそろえたのは、午後1時からの演説会。
演説中に、3人の身ぶり手ぶりがどの瞬間に大きくなったのか、注目した。

石破氏が大きく手を振り上げたのは、「成し遂げたいのはグレートリセット。国のあり方を、もう一度皆さんとともに考え直し、作り直していきたい」と話した場面。

一方、身ぶり手ぶりが一切なかったのは、菅氏。
語気を強めて訴えたのは、「私のような普通の人間でも、努力をすれば総理大臣を目指すことができる。行政の縦割りを打破し、国民のために働く内閣を作りたい」と述べた場面。

岸田氏はこぶしを振り上げ、「国民の協力を引き出すためには、政治の信頼と、政治の聞く力をしっかり取り戻さなければならない」と述べた。

演説内容を見てみると、石破氏は、自民党の役割や民主主義のあり方に大きく時間を割き、「納得と共感」のある政治を訴えた。

菅氏は冒頭、旗印である安倍政権の継承を訴え、自身の生い立ちや改革の実績に時間を費やした。

岸田氏は、政治の聞く力や格差是正に大きく時間を割き、協調の保守政治を訴えた。

「密」回避のため、演説会場に入れなかった議員は、テレビで見守った。

“菅陣営”・片山さつき議員「熱気感がやっぱりないのが...。(会場に行けないのが)残念」

続いて、午後3時には、共同会見を開催。
公文書改ざんなど、安倍政権で浮上した一連の問題をふまえ、今後どう変えるのか問われると...。

石破元幹事長「記録が改ざんされたり破棄されたり、そのような官僚機構は国民のためにならない。それを変えなくてはいけないのは当然のこと」

岸田政調会長「強力な権限については、丁寧に謙虚に使っていく。説明責任をしっかり果たしていく」

一方、唯一の現職閣僚として、「謙虚に取り組む」などと答えた菅氏。

首相就任後の人事や、解散・総選挙についての質問も飛んだ。

菅官房長官「やはり、人事は適材適所でやるものだろうと。改革意欲のある人を、まず優先して考えたい。解散ということを考えたときに、コロナの状況がどうか、大きく影響するだろうと」

(FNNプライムオンライン9月8日掲載。元記事はこちら

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