大坂なおみの変身はフィジカルの進化にあった!全米2度目のV可能性は?

スポーツ

  • 6月から日本人トレーナーが大坂陣営に参戦
  • 常に8割の力で相手を追い込める
  • 2年前は勢いで優勝、今年は実力で全米V目指す

 

全米オープンテニスでベスト4進出を決めた大坂なおみ選手(22)。
ここまで大坂選手の冷静さ、フィジカルの強さ、相手を寄せ付けない貫禄のあるプレイが際立っている。

元プロテニスプレイヤーで解説者としても定評のある森上亜希子さん(40)が大坂選手の変化を分析、優勝可能性について語った。

森上亜希子さん
森上亜希子さん

まずサービスゲームの安定感。大事な所でのサービスの安定感が際立っています。
準々決勝の第2セットは自分のサービスゲームで相手にわずか3ポイントしか与えていないんです。

大坂選手の一番の「進化」はフィジカルの強さとバランスが良くなったことにあります。
ここまで長期間ツアーが中断していましたが、この間、シャラポワ選手を長年指導していた中村豊トレーナーが6月から大坂選手の専属トレーナーとして陣営に加わったことで、大坂選手は新たなことにチャレンジしたのです。

その結果、上半身と下半身の連動が格段に良くなりました。
走らされても体がブレないし、単に追いつくだけではなく、そこからも攻める事が出来ている。常に8割の力で自分のボールをうまくコントロールして相手を追い込んでいけるのです。
そのため、ムリに攻めなくてもよくてそれが集中力を持続できていると思う。


3回戦のマルタ・コスチュク(18)戦で少しイライラした場面あったが、そこを除けば、以前の大坂選手だったら崩れてしまう場面も今大会は乗り切っています。

大会前、黒人差別問題で本人も声明を出すなどし、メンタル部分でどういう形で大会に入っていくか注目していたが。大坂選手にとっては結果的にモチベーションがあがった。いい方向に進んでいったと思います。


今大会はすごく落ち着いていて、プレーの質も高い。優勝できる可能性十分あると思います。2年前に全米を制したときは「勢い」。今大会は勢いというより実力です。

フィットネスレベル、精神面の充実あるので、今大会は実力で優勝できると思います。

(2018年大会 )
(2018年大会 )

死角があるとすれば、大坂選手が準決勝に勝ち、一方でセリーナ・ウイリアムズ(米)が決勝にあがってきたとしたら、2年前の決勝と同じ組み合わせです。
セリーナは「大坂に絶対負けたくない」という気持ちでくると思うのでここが大坂選手にどう影響してくるのかですが、今大会の大坂選手を見ていると優勝してくれるのではないかと思っています。


(フジテレビ報道スポーツ部)

(FNNプライムオンライン9月10日掲載。元記事はこちら

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