GoToトラベル 東京 10月から イベント制限 19日緩和へ

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「暮らしのソレ! から」。

11日、東京で新たに、187人の新型コロナウイルス感染が確認された。

10日は276人だったが、11日は再び200人を下回った。

こうした中、11日午後5時半から、新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の分科会が開かれる。

秋の行楽シーズンを前に、気になっている人も多いのではないだろうか。

イベントの制限緩和と「GoToトラベル」の東京発着の追加について、どのように実施される方針なのか。

まずは、イベントの制限緩和について。

収容人数が1万人を超える、例えばプロ野球の試合などの大規模イベント。

こちらは、上限5,000人という制限を撤廃する。

そして一方で、収容人数は、全体の50%までというラインは維持する。

5万人収容のドーム球場でやる試合の場合、上限は2万5,000人まで入れるということになる。

それよりも小さい規模のホールなどで行われるクラシックのコンサートや、歌舞伎などについては、上限5,000人というのは維持。

一方で、収容人数50%は撤廃。

5,000人収容のホールで行われるクラシックのコンサートは、満席にしてもいいということになる。

しかし、大きな声は引き続き、慎まなければいけないということになるという。

そして、ライブハウスなどは、これまで通り5,000人が上限、収容人数50%維持ということになっている。

そして、「GoToトラベル」の東京発着追加。

10月1日から東京発着する旅行、そして東京在住者の旅行に関しては、これを対象としていくことが認められるのではないかとみられる。

加藤綾子キャスター「潮さん、どう思われましたか?」

コラムニスト・吉田潮さん「東京都民なので、非常にうれしいですね。全国の皆さまから、東京都民は非常に嫌われておりましたので、ありがたいなと思いますが、ちょっと、疑心暗鬼を生むのが一番怖いところじゃないですか。やっぱり、もうちょっと明るいことを見たい、楽しみたいと思うと、緩和の方もいろいろ懸念はあるでしょうけれど、やっぱり舞台関係者の話とかも聞いてみると、すごくみんな一生懸命やって、PCR検査の全部自腹で受けたりしているんですよ。だけどお客さんが50%以下ってなったら、半分以下じゃないですか、もうけも。だから、そのへん、小さい規模のところもできれば...」

加藤キャスター「小さい規模のところは、余計もうけも少なくなってしまうし、そこからPCR検査代とかも自分で出していかなければいけないという負担も大きく感じますよね」

吉田潮さん「公演が赤字になっちゃうんですよ」

加藤キャスター「風間さん、新規感染者数が落ち着きつつある今、やはり緩和をしないとということなんでしょうか?」

フジテレビ・風間晋解説委員「もちろん今がチャンスですよね。と同時に、今回の分科会は、安倍内閣での新型コロナ対策に一区切りつけるという政治的意味合いもあると思うんですね。5日後の16日には、安倍内閣は総辞職しますから。その前に経済社会活動をもとに戻すっていう形を作って、1つのフェーズの終わりにするということじゃないでしょうかね」

加藤キャスター「1つの区切りとしてということですね。二木先生は、このGoToトラベルとイベントの制限緩和、どうご覧になりますか?」

昭和大学 医学部・二木芳人客員教授「それぞれ経済を動かすために必要なんだろうと思います。ですけども、ようやく確かに感染者が減ってきてですね、ある程度収束といいますか、落ち着いた状態になりかけているので、この状況をもう少し続けてほしいなと。そうしますと、あまりいろいろ矢継ぎ早にですね、次々とこういう経済活性策を打つというところは、かなり慎重にしていただかないと、またうっかり感染者が増えたりすると、それこそ次の体制作りに少し支障が出るような気がして、そこはちょっと心配しています」

加藤キャスター「やはりイベントの制限緩和として、人数を半分にするといっても、何万人と集まるとなると、それは危険ということですか?」

昭和大学・二木教授「そうですね。まだ旅行の方がですね、それなりに感染対策をされて、迎えられる方もされれば、いわゆる『3密』とか、ソーシャルディスタンスとか、そのへんがとれると思うんですが、やっぱりイベントに関してはちょっと人数が多いので、そのあたりが少し雑にならないかなという心配がありますね」

(FNNプライムオンライン9月11日掲載。元記事はこちら

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