「小規模分散型」新たな旅のあり方提言 “東京追加”状況見極め判断へ

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政府の分科会は、「GoToトラベル」に東京発着の旅行も追加する方針を示す一方、新たな旅のあり方も提言した。

西村経済再生相「GoToトラベル事業については、東京を対象にすることについいて、10月1日からスタートすることを予定しつつ、今後9月下旬にかけての感染状況をふまえて、そこをよく見極めながら最終的に判断をしていきたい」

11日、政府の分科会は「GoToトラベル」キャンペーンについて、これまで除外されていた都民および東京発着の旅行を対象に加える政府の方針を了承した。

そして11日に提言したのは、新たな旅のあり方。

分科会・尾身会長「小規模かつ、時と場所が分散されるいわゆる“小規模分散型旅行”が定着することを期待したい。混雑をしているところは割引率を低くする。あるいはクーポン券の発行量なども、混み具合によって調整するということで、いわゆる“ダイナミックプライシング”を、ぜひこの機会に定着させていただきたい」

このほか、政府は感染状況を4つのステージに分けているが、新型コロナウイルスの感染が拡大し、ステージ3相当と判断された都道府県については、事業の除外を検討することや、交通機関、宿泊施設など、観光する際の場面ごとにわかりやすいガイドラインを各業界が作成することなどを求めた。

分科会・尾身会長「しっかりと、感染のレベルが(ステージ)2あるいは1になってからやる方がいいのではないかということは、かなり強く、きょうの議論で出た。万が一、まだステージ3のときにやって、そうすると、せっかくやったものが信頼を失う」

「GoToトラベル」への東京追加について、地方からは。

石川県・谷本知事「東京が動かなければ、その恩恵は受けられない。温泉地も客が宿泊することによって、かつてのにぎわいが取り戻せることもあると思うが、正直、複雑な心境であることは間違いない。本当に東京が小康状態になっているのかどうか」

11日、全国では、新たに644人の感染を確認。
東京都の感染者は187人だった。

分科会では、感染状況についても議論。

全国的に感染者は減少傾向にあり、感染対策を社会全体が徹底すれば、社会経済の制限を徐々に緩めることは可能だとした。

西村経済再生相「今後の状況次第では、例えば実効再生産数も1を下回っているが、まだ1に近い数字にあるとか、あるいは大きなクラスターが出れば当然数が増える。これまで踏んできたブレーキをゆっくりと慎重にあげていく、そういう思いで感染対策と経済社会活動の両立を図っていく」

(FNNプライムオンライン9月12日掲載。元記事はこちら

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