アルペン アパレル事業に本格参入 “在宅”で機能性にニーズ高まる

経済・ビジネス


コロナで大きく落ち込んだ売り上げが、V字回復。

苦戦が続く業種にあえて挑んだ、そのわけとは。

スポーツ用品販売のアルペンが、16日に発表したのは、オリジナルブランドの初の直営店。

東京・立川にオープンする「TIGORA by SPORTS DEPO」は、VR店舗とも連動。

ネット上でもリアルな買い物気分を味わえるだけでなく、タブレット上にモデルを登場させることも可能。

アルミの蓄熱素材を使ったアウターを冷風機を浴びたあとに着用し、サーモグラフィーで見ると、背中の表面温度が上がった。

こうしたスポーツブランドならではの技術を生かし、日常からスポーツにも活用できる、機能性にこだわったウェアを中心に展開する。

既存のブランドが相次いで撤退するなど、アパレル業界が苦戦を強いられている中、あえて、アパレルに本格参入する狙いは...。

アルペン・水野敦之社長「家の中で快適に仕事をする、生活をするという時に、機能性の高さなどが求められるようになっていて、スポーツブランド、スポーツの機能性が非常に注目されている。厳しい環境で、周囲が萎縮している状況だからこそ、わたしたちにはチャンスだと考えている」

新型コロナウイルスの影響で、4月は前の年に比べ、50%台まで落ち込んだものの、家で仕事して、そのまま外に出られる服が人気を呼んだことから、6月には100%を超え、順調に回復している。

一方で、こんな理由も...。

アルペン・水野社長「都心の大型のショッピングセンターではなくて、近場で買い物をするという消費スタイルに変わってきていると思うが、そういったわれわれは受け皿になっている」

郊外型店舗を構えるため、オンラインを利用しない層や、車で移動する客のニーズとうまくマッチしていたのだという。

今後は、コロナで増えた空き店舗を活用し、11月にも新店舗を展開する予定。

自社の強みを生かしたアルペンの取り組みは、アパレル不況を打ち破る起爆剤となるのか。

(FNNプライムオンライン9月17日掲載。元記事はこちら

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