“カレーの街”に異変が... コロナでグランプリ中止

経済・ビジネス


21日も98人の新型コロナウイルスの感染が確認された東京都。

新型コロナは、カレーの街にも、異変をもたらしている。

日本一カレー店が多いとされる激戦区、東京・神田。

「100時間カレー」は、400店舗の頂点に立つカレーグランプリを2回受賞した、人気と実力を兼ね備えた有名店。

その名の通り、100時間かけて作るカレーは、濃厚でコクのある味が楽しめる。

しかし、お店からはこんな声が。

株式会社アークス広報・吉沢博之さん「カレー業界を盛り上げてくれるイベントが中止というのはとても残念です」

神田エリアで人気No.1の店を来場者の投票で決める「神田カレーグランプリ決定戦」。

国内最大級のカレーの祭典だが、新型コロナの影響で、2020年は中止に。

さらに、100店舗が参加して街のカレー店を食べ歩けるスタンプラリーが9月から開催中だが、イベントに参加する予定だった店の中には、臨時休業となっている店や、閉店の案内が出ている店があった。

苦闘を続けるカレー日本一の街。

吉沢博之さん「(グランプリは)ことしは仕方ないんですが、来年には復活してくれることを願っています」

そんな中、カレーが救った飲食店がある。

東京・神楽坂にあるお店をのぞいてみると、カレーを食べる多くのお客さんが。

ナオライ・岩田良平店長「今までの売り上げの2~3割は、昼でなんとか。昼やっていなかったら、その分が丸々ない」、「(カレーは救世主?)本当に助かっています」

このお店、夜になると、店内がバーに。

もともとバーとして夜のみの営業だった店を、2020年5月からカレー店として、ランチ営業を開始。

店名とメニューも入れ替え、二毛作で店を再生させた。

岩田良平店長「バーの厨房(ちゅうぼう)が狭いということもあり、鍋1つで作れるのがカレーだった。特に新しい機材を買う必要もなかった」

テイクアウトに向いているだけでなく、比較的簡単に始められるカレー。

新規のお客さんの獲得につながる利点があるそうで...。

客「お昼食べられるのがうれしい」、「土日とか時間があるときに、ちょうど来られる店があって、すごくうれしい」

岩田良平店長「昼カレー食べて、バーだって知らないで入ってくる方も多いので、そういう形で『夜来てみました』という方も、いい好循環になっているなって思います」

(FNNプライムオンライン9月21日掲載。元記事はこちら

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