注目のGoToトラベル“クーポン” 使える飲食店は少なく...

経済・ビジネス


GoToトラベルへの東京追加まで、あと2日。

地域共通クーポンを取材すると、意外な事実が明らかに。

一方で、新型コロナの影響は、全国の地価にも暗い影を落としている。

29日、東京では新たに212人の感染を確認。

28日の78人から2.5倍以上に増加した。

人出が戻った4連休の影響が心配される中、GoToトラベルへの東京追加は10月1日に迫っている。

同じく10月1日から使えるようになるのが、地域での消費喚起を図るGoToトラベルの地域共通クーポン。

29日、そのクーポンを使える店を掲載したマップが公開された。

飲食店や土産物店など、業種別検索も可能。

そこで取材班は、観光地・浅草を検索した。

ところが、浅草駅の周りには1軒しかなかった。

現時点での登録店舗数は、全国で10万店舗ほどにとどまっていて、国交省は今後、登録を増やしていくとしている。

一方、東京・銀座のビジネスホテルには少しだけ明るさが戻っていた。

ソラーレホテルズアンドリゾーツ 広報・中野陽恵さん「GoToキャンペーンを利用したお客さまで約1割くらいご予約いただいております」

とはいえ、これまではインバウンドの客をターゲットにしてきただけに、新たな集客には苦労している。

ソラーレホテルズアンドリゾーツ 広報・中野陽恵さん「インバウンドのお客さまが中心でありましたので、その方たちはGoToトラベルが入ったとしても戻ってこないので、都内の方とか近郊の方にシフトチェンジしていかなければと思っています」

観光客減少の打撃は、日本一を誇る銀座の土地の値段にも表れている。

29日に発表された基準地価。

商業地の全国トップは、15年連続で明治屋銀座ビル前で、1平方メートルあたり4,100万円。

しかし、2019年と比べると220万円、5.1%も下落している。

都内で最も下落した商業地は銀座7丁目で、5.9%の下落。

基準地価は全国平均でもマイナス0.6%と、3年ぶりに下落。

そんな中、都内にも地価が上昇した場所があった。

東京都内の商業地で最も地価が上昇したのは、虎ノ門1丁目にあるビル。

なんと2019年より1割近くも上がっていた。

地価が下落した銀座との距離は、わずか1kmほど。
にもかかわらず、なぜこれだけの差が生まれたのか。

実は、虎ノ門エリアは、国家の戦略特区の1つとして再開発が進められている。

インバウンドを追い風に、地価が上昇してきた銀座との差が出た格好。

また、ビーチリゾートで知られる沖縄県の宮古島市の基準地価は、なんと35%も上昇。

国内外からの直行便が増えたことに加え、リゾート開発も進み大幅に上昇した。

GoToトラベルに東京が追加される10月以降、観光地などでの人出にはどのような変化が現れるのだろうか。

(FNNプライムオンライン9月29日掲載。元記事はこちら

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