座間9人殺害 初公判始まる 伸びた髪 黒縁メガネの被告

社会


背中まで伸びた髪、黒縁眼鏡に白いマスク。
29歳で無職の白石隆浩被告。

男女9人を殺害したとする起訴内容について、「いずれについても間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。

しかし、反省している様子は見てとれなかった。

2017年、神奈川・座間市の自宅アパートで、男女9人を殺害した罪などに問われている白石被告。

SNSに「死にたい」などと投稿した若者と接触。

女性8人と女性の交際相手の男性1人を殺害した、強盗・強制性交殺人などの罪で起訴されている。

そして30日、裁判所の前には傍聴を希望する人たちが列を作った。

20代男性「同じ世代の人が多数殺害されているのは、人ごとに思えなくて、SNS世代の自分からすると恐怖を感じる」

20代女性「今すごくSNS上でいろいろな問題が多発しているじゃないですか。そういう問題の背景とかを知れたらいいなと思って」

午後1時半から開かれた初公判で、男女9人の殺害を認めた白石被告。

傍聴した記者は、廷内での白石被告の様子について...。

フジテレビ社会部・松木麻記者「証言台の前に立った白石被告は、片足に重心をかけて体を傾けたり、首を回したり、ストレッチをしたりと、終始けだるそうな様子でした」

裁判の主な争点は、殺害をめぐり、被害者の同意があったかどうか。

検察側は、殺害の承諾はなく、白石被告が、金銭や性的な動機で被害者を殺害したと立証し、極刑を求めるとみられる。

一方、弁護側は、SNSで自殺についてやりとりするなどして、被害者から殺害の同意を得ていたと主張。

殺人に比べて量刑が軽くなる承諾殺人罪が成立しているとして、争う方針。

ただ、白石被告は逮捕後、「本当に死にたいと思っている人はいなかった」などと供述していて、弁護側の主張と食い違いも生じている。

被害者の父親は、悲痛な思いを語っている。

被害女性の父親「相手を簡単に死刑にしてほしくない。簡単に亡くなって楽させる感覚はいやだね。終身刑じゃないけど、ずっと生きて罪を背負ってもらいたい」

判決は、12月15日に言い渡される予定。

(FNNプライムオンライン9月30日掲載。元記事はこちら

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