200円ランチに「おいしい!」 つらい時は“お互いさま”で

社会 暮らし


日替わり定食が、1食200円。

そして、ラーメンの無料サービス。

子どもたちを、食で応援したいという支援の輪が、今、広がっている。

千葉・八千代市にある居酒屋「さかなや道場 勝田台駅前店」。

ランチタイムの人気メニューは、エビやアナゴなどをカラッと揚げた天ぷら定食や、マグロ、タイ、サーモンなどを盛り付けた海鮮丼。

そのランチタイムが終わると、店はもう1つの顔を見せ始める。

さかなや道場 勝田台駅前店・山田知広店長「午後3時になったら“子ども食堂”をやっている」

中学生までの子どもたちに、日替わり定食を提供する“子ども食堂”として営業。

1食の値段は、200円。

この日のメニューは、チキンステーキ。

ご飯に合うように、甘めのデミグラスソースで仕上げる。

店が子ども食堂を始めたのは、2020年7月。

コロナショックで客が減る中、店の食材を有効に使い、地域に貢献できればと決断した。

山田知広店長「一番もろに、すぐに影響を受けている業種でつらいです。つらいのは、自分だけじゃない。自分がつらいときは、ほかのみんなつらいはず。だから、何かできることがあるんじゃないかな」

店内にはキッズスペースもあり、親子でワイワイ食事をすることもできる。

子どもたちが大好きなカレーも用意。

子どもと来れば、大人も1食400円で食べられる。

山田知広店長「今、小学生・中学生のお子さんが育って、10年後、15年後、社会人になって、さかなや道場行こうかなってなってくれれば、一番理想ですね」

子どもたちを食で応援する取り組みは、東京都内のラーメン店「旨辛ラーメン表裏 高田馬場店」でもスタートした。

タピオカを練り込んだモチモチの太麺を豚骨スープにあわせ、山盛りのモヤシに、鶏のから揚げを豪快に盛り付けたラーメンが評判の店。

その人気店が9月19日から始めたのが、ラーメンの無料サービス。

旨辛ラーメン表裏 高田馬場店・松下道則オーナー「小学校6年生までのお子さんの方に、無料でラーメンを提供いたします」

800円の唐揚げ付きつけ麺や、ラーメンが小学6年生までなんと無料。

きっかけは、深刻化する貧困家庭の問題だった。

松下道則オーナー「ニュースを見てみると、全国でも、7人に1人の子どもが、貧困でまともに食事もできてない状況。そういうお子さんに、少しでもおなかいっぱいに、笑顔になっていただくために、このプロジェクトを始めたんです」

この取り組みのため、店では募金も呼びかけ、サービスの維持を図っている。

コロナの終わりが見えない中にあっても、子どもたちには満腹でいてほしい。
飲食店の新たな思い。

(FNNプライムオンライン9月30日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース