古い手配写真でわかる? 新技術で“予測顔”公開

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これらの5枚の写真は、現在も逃亡している重要指名手配容疑者の指名手配写真。

その中の1枚。
今から22年前、群馬県で起きた一家3人殺害事件で、現在も逃走している小暮洋史容疑者。

小暮容疑者のように、手配写真の中には、20年以上前に撮影されたものもある。

当然、老化などで外見が変化していることが考えられるが、ポスターなどの写真は古いままという課題が続いてきた。

17年にわたって逃亡したオウム真理教の特別手配犯・高橋克也受刑者のケースもそう。

逮捕のおよそ4カ月前に公開された53歳のイメージ図と見比べても、実際の姿はまったく重ならない。

警察も現在の姿を予想して似顔絵を公開しているが、やはり限界が。

ではいったい、解決のために、どんな手段があるのか。

その答えが「AI」の力。

AI(人工知能)を活用して、指名手配容疑者の現在の姿を予測し、情報提供を呼びかけるサイトが30日に公開された。

その名も「TEHAIプロジェクト」。

重要指名手配容疑者に指定されている5人の予測画像が掲載されている。

これは、現在51歳となっている、小暮容疑者の予測姿。

老化や肌の質感などの特徴、体形の変化などを考え、現在の姿を予測している。

顔写真のデータ数万枚を学習したAIの最新技術で、1人9パターンを公開。

プロジェクトの担当者は...。

「TEHAI」プロジェクトAI担当・宮本優一さん「顔がやせているか、太っているかでも印象が違いますし、AIについてもいろんな種類があるので、それを3つ使うことによって、より幅の広い予測を実現しました」

警察庁も検挙へつながることを期待するこのプロジェクト。

重大事件を風化させないためにも、AIの予測技術は、今後捜査の鍵となるかもしれない。

(FNNプライムオンライン9月30日掲載。元記事はこちら

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