【全容】「女性は嘘つける」発言の杉田水脈議員「説明はブログで」口頭説明は拒否 下村氏は発言有無を公表せず

政治・外交


自民党の会合で「女性はいくらでも嘘をつける」と発言したとされる杉田水脈衆院議員は30日、自民党の下村政調会長から発言に関して事情を聞かれた。

杉田氏の「女性蔑視を意図した発言はしていない」などとの説明を聞いた下村氏は、発言をめぐる報道を招いたことについて杉田氏に口頭注意した。杉田氏はその後、報道陣の取材に応じたが、発言をめぐる説明はブログで書くとし、その場での説明には応じなかった。

また下村氏は記者団に対し、杉田氏のブログでの説明を見守る姿勢を示した上で、杉田氏の発言の有無については公にしないとし、発言に対するコメントも避けた。以下が杉田・下村両氏の報道陣とのやりとりの全容。

杉田氏「きょうは政調会長の方から、政調の部会での私の発言について、今マスコミで取り上げられていることについてということで呼ばれました。政調会長の方からは、丁寧な、より真意が伝わる説明をするようにということで注意を受けましたので、今後はそちらの方をブログでしっかりと書いていきたいという風に思っております。以上です、ありがとうございました」

記者「こちらの方で少し説明していただくわけには...」

杉田氏「ちょっと質問にはということだったので」

記者「事実関係として...」

杉田氏「ごめんなさい、ちょっときょうは...」

記者「国民には説明しないんですか」「政治家なら語るべきじゃないですか」「なんで説明しないんですか」

杉田氏(無言)

下村政調会長「今回我が党の杉田水脈議員の部会における発言について報道があった。この報道について杉田議員から直接お聞きした。杉田議員からは『女性に対する暴力対策に対するしっかりとした取り組みをする必要があると考え持論を述べた。女性蔑視を意図した発言はしていない』と説明があった。さらにきのう部会の内閣第1・第2部会長にも来ていただいた。我が党は部会での審議内容は公開していないので、誰がどのような発言をしたかは公表していない。我が党の部会は国民の代表による国会議員が自由に政策論議を行う場だ。第三者が傍聴していたのでは言いにくい話もあり、政策立案のためには本音の議論もある。そこで政策立案の部会は会議を基本的に非公開にして各人の発言を公にしないでやっている。ただ今回一連の報道を招いた事については今後の部会における議員の自由闊達な議論を萎縮させかねないことから自身の発言について真意が正確に伝わるように、より丁寧な説明をすることが必要だと口頭注意した。これに対して杉田議員からは口頭注意を受けて、改めて丁寧な説明をするという発言があったので、ブログで書かれたことも含めてこれから丁寧に説明すると思う」

記者「今後さらに何らかの対応は」

下村氏「杉田議員の説明を見てから必要があれば考えたい」

記者「杉田議員の説明とはブログに書かれたものを見てからか」

下村氏「そうですね」

記者「現段階では杉田議員の言い分は、政調会長として納得したということでいいのか」

下村氏「ブログで説明したことについては理解されていないと思うので、改めてそれを書いてももらう必要がある。それを受けて判断したい」

記者「ブログで書くのではなくこういう場で説明があってもいいのでは」

下村氏「それは杉田さんの今後の対応で判断したい」

記者「党として当該発言の有無の確認はしたのか」

下村氏「確認はしたがそれは元々公表する前提ではないので、ここで申し上げる必要はない」

記者「確認した上で誤解を招かないようにと話したのか」

下村氏「そうですね」

記者「口頭注意というのは処分ということでいいのか」

下村氏「まあ口頭注意です」

記者「何時からどのくらい話したのか」

下村氏「3時25分から20分程度です」

記者「注意されたということは杉田議員の発言が捉えようによっては女性蔑視に捉えられかねない、ただ真意は別にあるという本人の説明を納得したという理解でいいのか」

下村氏「いやいや、そういう説明を受けたので改めてもう一度自分の真意をブログなり何らかの形で説明してくださいと言ったので。その説明はこれからだ」

記者「今回の経緯について菅総理・総裁と話はしたのか」

下村氏「いやこれは総裁マターではありませんので。ただ幹事長室の当初窓口的に野田聖子幹事長代行がされたと聞いているので、幹事長室とは相談を事前にしている」

記者「発言自体は、政調会長自身は妥当なものだったと思うか」

下村氏「ですから発言内容については、私はコメントする立場にありません。今後ご本人が説明されると思います」

記者「杉田議員はたびたび、発言している・していないも含めて舌禍の案件が続いているが、それについてはどうお考えか」

下村氏「ご本人がしっかりとそれについては説明する必要があると思うので、過去のことはともかくとして今回については本人から説明を聞きたい」

記者「党として発言を公表しないという説明。本人が、私がこう発言したというのは止めるものではないか」

下村氏「それは本人の判断だ」

記者「杉田氏自身として趣旨の話はしているが、私自身の発言はこうだと説明すべきだと考えるか」

下村氏「皆さんが納得できるような説明をする、その手段は杉田さんが判断する。ただ皆さんがなるほどそういう意味だったのかということを理解してもらえるような説明をしてもらいたい」

記者「説明に納得できなかった場合は、もう一度面談とか話を聞く機会があるのか」

下村氏「そうですね」

記者「その説明に納得できなかった場合、例えば離党勧告とかは」

下村氏「そんな仮定の条件は、それは杉田さんに対しても失礼で、これから説明するということですからまずはそれを受けたい」

記者「先ほど下村さんが説明すべきと言った後に出てきた杉田さんは全く説明しなかったが、このような態度については」

下村氏「いやだからこれから説明するということで、その場ですぐ説明するための準備は必要ですから、それくらいは認めていただきたいと思う」

(FNNプライムオンライン9月30日掲載。元記事はこちら

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