「史上最悪」米メディア厳しい評価 大統領選 テレビ討論会

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大統領候補2人による初の直接対決は、非難の応酬となった。

29日に行われた初のテレビ討論会。

アメリカのメディアは“史上最悪の討論会”、“アメリカ政治の評価を下げた”と厳しい見出しで、その内容を伝えた。

民主党・バイデン前副大統領「その質問には答えない」

共和党・トランプ大統領「なんで答えないんだ」

大統領選挙が、およそ1カ月後に迫る中、討論会は冒頭から激しい非難の応酬に。

バイデン前副大統領「大統領にはプランがない。長期的な新型コロナ対策を提示していない。深刻な致死性の高い病だと、2月から知っていたのに」

新型コロナウイルスをめぐるトランプ大統領の対応を非難したバイデン氏。

これに対してトランプ大統領は...。

トランプ大統領「これは中国のせい。ワクチンの承認まで、あと数週間まできている、順調だ」

バイデン前副大統領「ワクチンについては、私はトランプ大統領を信用していない。われわれが信用しているのは科学者だ」

また、トランプ大統領の納税問題では...。

トランプ大統領「私は何百万ドルも所得税を支払ってきた」

バイデン前副大統領「納税申告書を公開しろ。彼の納税額は教師よりも少ない」

討論会では、トランプ大統領がバイデン氏の発言に割り込んで、一方的に持論を主張するなど、具体的な政策よりも互いを個人的に攻撃する場面が目立った。

バイデン前副大統領「国民は助けを必要としている」

トランプ大統領「じゃあ、なんで民主党はこの25年何もしてこなかったんだ」

バイデン前副大統領「あなたが状況をめちゃくちゃにしている大統領だからだ。アメリカ史上最低の大統領だ」

挑発を仕掛けるトランプ大統領には目を向けず、終始カメラ目線で応じるバイデン氏。

かみ合わない論戦について、地元メディアは「勝者のいない討論会。トランプ大統領は討論会を吹き飛ばし、自分自身も吹き飛んだ」などと評価。

10月15日に予定されている次回の討論会が、終盤戦の焦点となる。

(FNNプライムオンライン10月1日掲載。元記事はこちら

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