都内最高 なんと1.5倍返し 商品券求め早朝から大行列 三鷹市

社会


1万円で1万5,000円分の買い物ができる、「プレミアム付商品券」。

1日、東京・三鷹市で販売が開始されたが、人気すぎて買えない人が続出。
市民の皆さんが職員に詰め寄る場面もあった。

1日朝、東京・三鷹市の市民は早起きだった。

午前7時すぎの三鷹郵便局には、行列ができていた。
よく見ると、その行列が隣の市役所の敷地まで、ずらっと続いていた。

行列は壁沿いだけではなく、折り返して、折り返して、ずらり。

お目当ては、都内で一番プレミアムな“あれ”。

職員「三鷹市プレミアム付商品券の整理券を配布させていただきます」

そう、1日は、三鷹市のプレミアム付商品券の発売日。

1万円分買えば5,000円分上乗せされるという、東京都内で最もお得なこの商品券。

購入の上限額は、1人3万円。
家族4人で購入すれば、あわせて6万円分お得になる計算。

このお得さが、大行列を生んだ。

午前8時すぎ、準備していた整理券がなくなってしまった。

配布から45分ほどで、1日の予定数が終了。
しかし、市の職員に詰め寄る人々もいた。

整理券をもらえなかった人「真面目にちゃんと時間守った人がダメなんですか?」

トラブル発生か...。

整理券をもらえなかった男性「『3密』を防ぐために、配布前の来局はご遠慮くださいって書いてあったから」

職員「というご案内をさせていただいております」

整理券をもらえなかった男性「なんで並べるんですか! 7時半前に来た人が!」

市は、配布時間前に集まらないよう呼びかけていたが、実際は、午前5時ごろから行列ができ始めたという。

そのため、呼びかけを守った人が整理券をもらえない事態になっていた。

整理券をもらえなかった男性「7時半に来たんですけど、100人以上並んでいた。もらえなかったです、残念ながら」

こちらの女性も、整理券のゲットならず。
しかし、まだ購入を諦めていなかった。

整理券をもらえなかった女性「仕方なくデジタルで、いま仕事前にやってます」

実は、今回のプレミアム商品券、総額15億円のうち、およそ10億円分はスマホなどを通じて購入するデジタル商品券。

取材班が訪ねたのは、三鷹市で洋服店を営む芳賀さん。
午前9時すぎ、スマホを手に、デジタル商品券争奪戦にいざ参戦。

画面を見つめる表情は、真剣そのもの。

しかし、ここでもトラブルが...。

芳賀さん「できないですね」

アクセスが集中しているのか、購入ページにアクセスできない。

芳賀さん「何回やっても同じですね」

何度もトライしていると、友人から電話が...。

芳賀さん「お友達が『買えました』って。なんで買えないんだろうね、わたし」

その後、商品券が買えたという友人が訪ねてきた。

友人は、早速1万7,000円分のお買い物。
芳賀さん、初めてのデジタル商品券体験は、友人の買い物だった。

芳賀さん「(買えないの)なんでだろうかな~」

同じころ、朝、整理券を受け取った人たちが、続々と紙のプレミアム商品券を購入していた。

購入できた人「このコロナの時代に、皆さんを元気づけてもらうってことなんでしょうかね。わたしも元気になりたいです。負けないで」

その後、デジタル商品券の購入にチャレンジしていた芳賀さんも...。

芳賀さん「できた! できた!」

なんとか、上限3万円分の購入に成功した。

芳賀さん、いったい何に使いたかったのか?

芳賀さん「何kg何千円。(値段が)何倍もするお米ってあるから、そういうものを買ってみたい」

三鷹市では、1日の混乱を受け、2日以降、紙の商品券の発売方法を抽選制に変更。

お得な商品券は、コロナの閉塞感を打破する起爆剤となるのか。

(FNNプライムオンライン10月1日掲載。元記事はこちら

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