日本学術会議候補者 一部を首相“任命せず”

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科学者らによる政策提言機関「日本学術会議」をめぐり、菅首相が推薦された候補者の一部を任命しなかったとして、野党が反発している。

これに対し、加藤官房長官は、「任命する立場で精査するのは当然だ」と説明した。

共産党・志位委員長「日本学術会議の新会員について、菅首相が、同会議が推薦した会員候補105人のうち、6人の任命を拒否すると。推薦者が任命されなかったという例は過去にありません」

立憲民主党・安住国対委員長「政府の出した法案に対する賛否を参考にするような政治的意図を持っていたとすれば、これは看過できないので、徹底的に国会で追及します」

「日本学術会議」は、独立した政府機関で、会員は、日本学術会議の推薦を元に首相が任命する。

野党側は、自公政権が進めてきた安全保障政策などに反対した学者が任命されなかったとして、学問の自由への介入ではないかと批判。

これに対し、加藤官房長官は、「広い視野に立って総合的俯瞰(ふかん)的観点から活動を進めてもらうという観点から任命した」と説明し、「当然任命するという立場に立って、しっかりと精査していくのは当然のことだ。推薦された人を義務的に任命しなければならないというわけではないと」と述べた。

また、自民党の中谷元元防衛相は、防衛省と大学の共同研究に学術会議が反対して、できなくなったことがあると指摘し、「菅総理の対応は妥当な判断だ」と評価した。

(FNNプライムオンライン10月1日掲載。元記事はこちら

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