東証 故障機器を交換し取引再開 2012年にも同様障害

経済・ビジネス


システムトラブルで1日、すべての銘柄の売買が停止した東京証券取引所は、2日朝から通常通り取引を再開した。

異例の事態から一夜明け、東京株式市場ではシステム復旧に、ひとまず安心感が広がっている。

東証では、トラブルがあった機器を交換し、午前9時から取引を通常通り再開した。

日経平均株価は、前日のニューヨーク市場の株高の流れも受け、200円近く上昇して始まったが、その後、上げ幅を縮めた。

午前中はトラブルなく取引を終え、午前の終値は、2万3,219円62銭、TOPIX(東証株価指数)は、1,624.96だった。

東京・八重洲の株価ボード前にいた人は「そんなに乱高下しなくていいと思う。正常にきょう動いてよかった」、「売り買いのチャンス見ていた人で、損失出た人も多いと思う。事故がないように、セキュリティーにも気をつけてほしい」

東証は2012年にも、同じような原因での障害を起こしている。

ある市場関係者は、「今回はイエローカードをもらった。次はレッドカードだ」と話すなど、国際金融市場としての信頼を取り戻すためにも、再発防止への体制整備を求める声が強まっている。

1日、売買注文を処理できなかった証券会社では、顧客対応に追われている。

1日の経緯などについて問い合わせは多いものの、実際の売買は、通常通りの状況だという。

岩井コスモ証券・林卓郎 投資情報センター長「短期で収束したということで、ひとまず安堵(あんど)。今後の取引所のネバーストップということで、システムの安定性に期待したいと考えている」

(FNNプライムオンライン10月2日掲載。元記事はこちら

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