菅首相 任命見送りで説明 野党 追及の手強める

政治・外交


菅首相は、内閣記者会のインタビューで、日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった理由について「総合的・俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点から判断した」と語った。

野党は、追及の手を強めている。

菅首相「学術会議は政府の機関で、年間約10億円の予算で活動している。現状では、現在の会員が自分の後任を指名することも可能な仕組みだ」、「推薦された方をそのまま任命してきた前例を踏襲してよいのか考えてきた」、「まさに、総合的・俯瞰的活動を確保する観点から今回の任命について判断した」

菅首相は、1983年の国会で「学会からの推薦者をそのまま任命することにしている」とした政府答弁について、「現在も法律に基づいて任命を行っている考えは変わっていない」と強調した。

任命されなかった6人が、政府が提出した法案に反対する立場だったこととの関連については「全く関係はない」と否定した。

一方、立憲民主党の安住国対委員長は、自民党の森山国対委員長と会談し、7日の衆議院内閣委員会で、加藤官房長官らが経緯を説明するよう求めた。

立憲民主党・安住国対委員長「政治的に、この意見は内閣と異にするようなことばかり言っているから、けしからんからこいつは外すなんてことは、おおよそ民主主義の国家ではあってはならないし、今の法律上はルール違反だ」

これに対して森山氏は、持ち帰って検討する考えを示し、6日、あらためて協議することになった。

(FNNプライムオンライン10月5日掲載。元記事はこちら

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