“珈琲牛乳”専用グラスは中身で文字が変わる…シンプルかつ目から鱗のデザインに大反響

暮らし デザイン

  • コーヒー・牛乳などを注ぐと文字が変わるグラスが話題
  • コーヒーを入れると「珈琲」の白文字が浮かび上がる
  • 製作者「クラシカルさと普段使いでも飽きないシンプルさのバランスを考慮」

何が入っているか一目でわかるグラスが登場

誰もが日常的に使っているコップやカップ。

シンプルなデザインのものから、熱湯や冷えた飲料を注ぐと絵が浮き出てくるコップや、冷酒を注ぐと桜が満開となる盃など、趣向を凝らしいろいろな食器がある。

そして今新たに、中に何が入っているのかが一目で分かるグラスがネットで話題となっているのだ。

それがこちら。

「珈琲牛乳のグラス」なのだが、コーヒーを注ぐとグラスには「珈琲」という文字が浮き出てくる。

そして牛乳だと「牛乳」という文字が…。その仕組みは「珈琲」が白文字、「牛乳」が黒文字でグラスに記載されているため、例えばコーヒーをグラスに注ぐと、グラス内のコーヒーの黒色と黒文字が同化し、白文字の「珈琲」の文字だけが見えるのだ。

そしてコーヒーと牛乳を混ぜて入れると、中身は茶色になることから「珈琲牛乳」という両方の文字が浮き出てくる。

提供:辻尾一平さん
提供:辻尾一平さん

ちなみにこのグラスには、英語バージョンも。こちらには、コーヒーと牛乳のどちらもかわいいイラストが描かれている。

提供:辻尾一平さん
提供:辻尾一平さん

このグラスを制作してTwitterに投稿したのは、デザイナーの辻尾一平(@keltoto)さん。

シンプルなデザインながら“目から鱗”のアイデアに、Twitterには44万8000いいねが付くほどの大反響となった(10月6日時点)。そして「シンプルで凝ってる(矛盾)」「素晴らしいアイデアですね!」といったコメントに加え、「欲しい!」「商品化して欲しい」と購入希望の声も多く寄せられている。

一気に注目を集めたこのグラス…アイデアはどこから生まれたのだろうか?また販売予定はあるのだろうか?辻尾さんに話を聞いた。

クラシカルさとシンプルさの融合

ーーこのグラスは何からヒントを得たの?

普段気になったことをメモしているのですが、作品のアイデアが出るときは、大抵何のきっかけもないふとした瞬間です。多分メモをとることで頭の片隅に残っているんだと思います。

辻尾さんのこれまでの作品の一部(提供:辻尾一平さん)
辻尾さんのこれまでの作品の一部(提供:辻尾一平さん)

ーーでは「珈琲牛乳のグラス」の魅力は何?

見た人の判断に委ねます笑


ーーこだわった部分を教えて

文字の「ちょうど良さ」です。珈琲牛乳の文字も制作しているのですが、喫茶店らしいクラシカルさと普段使いでも飽きないシンプルさのバランスを考慮しました。

提供:辻尾一平さん
提供:辻尾一平さん

加えて、よりミニマル(最小限)で普段使いに取り入れやすそうな英語verも作成しました。

「珈琲牛乳のグラス」の英語ver(提供:辻尾一平さん)
「珈琲牛乳のグラス」の英語ver(提供:辻尾一平さん)

ーー制作中、大変だったことはある?

毎度のことですが、ほとんどの作品を自宅で撮影しているため、飼い猫が撮影の邪魔をしてきます…笑

10月中には販売開始予定

ーー「珈琲牛乳のグラス」は発売する予定はあるの?

明確には決まっていませんが、10月中には販売したいと思っております。


ーー紅茶など別バージョンを作る予定は?

ご意見が多かったので耐熱容器と併せて検討しております。
 

提供:辻尾一平さん
提供:辻尾一平さん

ーーネットで話題になっているけど、どう感じている?

有難いことに感想のDMやメディア掲載の依頼など、多数いただきました。沢山のご意見をいただけて嬉しい限りです。

他にも秀逸なアイデアの作品がたくさん

ちなみに、これまでの辻尾さんの作品はTwitterやホームページで見ることができる。

例えば「使用頻度のホコリ」という作品。

この作品について辻尾さんは「デジタルの中にアナログの表現が入ってくるのが、ナンセンスで面白いかもしれないと思いました。実際に作ってみると(あくまでも模型の画像のため、実際の使用はできません)、よく使うアプリを感覚的に把握できる、ホコリを被ったアプリを使ってあげたくなるなどの発見がありました」と、作品の狙いなどを教えてくれた。

作品名:使用頻度のホコリ(提供:辻尾一平さん)
作品名:使用頻度のホコリ(提供:辻尾一平さん)

続いては「光で読む手紙」。この作品、光をあてることで手紙に書かれたメッセージが読めるようになるというのだ。

作品名:光で読む手紙(光をあてる前)。提供:辻尾一平さん
作品名:光で読む手紙(光をあてる前)。提供:辻尾一平さん

 

(光をあてた後)提供:辻尾一平さん
(光をあてた後)提供:辻尾一平さん

この仕組みについて辻尾さんは、「とあるコンペの応募作品として制作しました。受賞には至らなかったのですが、気に入っていたので審査後にSNSにアップしました。仕組みは、切り抜いた光を通さない紙の表面に、光を通す薄い紙を貼り合わせています」と説明。

辻尾さんは作品を制作する際、「作品ごとに明確な(制作する)きっかけはなく、仕事と並行して自主制作を続けること自体が目的化している」とも話してくれた。
 

他の作品も、豊かな発想力を感じさせる作品が紹介されている。

なお「珈琲牛乳のグラス」の購入方法や価格などは、辻尾さんのTwitter上で「準備ができ次第告知します」とのことだ。作品と合わせて、気になる方はTwitterを覗いてみてほしい。

(FNNプライムオンライン10月6日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

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