ワタミ 居酒屋を焼き肉店に コロナ打撃で業態転換

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居酒屋チェーンのワタミが、焼き肉店に業態転換。

新型コロナウイルスの影響で売り上げが大きく落ち込む中、新戦略で巻き返しを図る。

手頃な価格で楽しめる「居酒屋 和民」が、「焼肉の和民」に。

居酒屋大手のワタミは、メインブランドである「居酒屋 和民」、「坐・和民」の全21店舗を「焼肉の和民」に業態転換すると発表。

5日、その1号店がオープンした。

看板メニューのワタミカルビは、390円という低価格を実現。

また、「居酒屋 和民」のほかにも、グループ店舗の「ミライザカ」や「鳥メロ」などを加えた、ワタミ全体の3割にあたるおよそ120店舗を、2021年度中に「焼肉の和民」に全面改装する方針で、5年後には、400店舗の出店を目指している。

ワタミは、新型コロナウイルスの緊急事態宣言などを受けて、4月に休業したことなどから、売上高は2019年に比べて、最大で92.5%減少した。

外食事業全体が厳しい状況の中、居酒屋の売上高の回復が前年比50%程度にとどまっているのに対し、焼き肉店は95%まで回復。

そこでワタミは、家族連れや女性をターゲットとした焼き肉店への業態転換を図った。

ワタミ 焼肉営業本部・新町洋忠本部長「コロナ禍の状況で、郊外立地のところを多く選んでいる。オフィスの方々が皆さんリモートワークということは家にいる。子どもが夕方帰ってきたら一緒にご飯を食べに行ける」

さらに、新型コロナウイルスの感染対策として、配膳にはロボットや特急レーンを使い、これまでの居酒屋よりも、接触をおよそ8割削減できるとしている。

また、従業員雇用への費用削減も見込まれている。

一方、ワタミは、社員への残業代未払い問題で、勤務記録を上司が書き換えていたことがわかっており、新たに進める新業態でも、労務管理の在り方が問われることになるとみられる。

(FNNプライムオンライン10月6日掲載。元記事はこちら

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