トランプ大統領スピード退院 高齢者も“トランプ離れ”で選挙戦に焦り

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トランプ大統領の回復状況について、医師団は、今週末まで様子を見ないと正確な見通しは立たないとして、今週1週間は、慎重な経過観察が必要だとしている。

そんな中で、トランプ大統領がスピード退院に踏み切った背景には、15日に予定されているバイデン氏との第2回テレビ討論会があるからではないかとみられている。

11月3日に迫った大統領選への影響について、ワシントン支局の藤田水美支局長が中継でお伝えする。

ホワイトハウスに戻ると、バルコニーでマスクを取って敬礼するパフォーマンスを見せるなど、トランプ大統領は完全復活を印象づけようとしているが、そこには、どうしようもない焦りがにじんでいるようにも見えた。

今回の大統領選挙は、新型コロナウイルスの影響で、前回よりも多い60%以上の人が期日前投票を行うといわれていて、すでに多くの州で投票が始まっている。

まさに最悪のタイミングでウイルスに感染してしまったわけだが、トランプ大統領の焦りに追い打ちをかけているのが、接戦州で対抗馬のバイデン候補の支持率リードがさらに大きくなっていること。

その背景には、高齢者層のトランプ支持離れがある。

自身がウイルスに感染したのちも、その脅威を軽視するような発言を繰り返していることに、重篤化するリスクが高い高齢者層には、「さすがについていけない」と感じている人が増えている。

さらに、トランプ大統領の周辺では、選対本部長をはじめ、10人以上が感染していて、選挙運動の中核に置いてきた大人数の支持者集会などを展開できず、ネットを通じたバーチャルに切り替えざるを得なくなるなど、本番直前に選挙戦略が根底から揺らぐ事態となっている。

(FNNプライムオンライン10月6日掲載。元記事はこちら

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