新型コロナが欧州で猛威 パリ 警戒レベル「最高に」 バー営業は2週間停止

国際 医療・健康


新型コロナの感染拡大で、首都のロックダウンや警戒レベルの引き上げなど、ヨーロッパで緊張が高まっている。

経済活動再開を本格化させたヨーロッパで、再び新型コロナウイルスが猛威を振るっている。

フランスのパリ市内のバーに貼られた貼り紙には、マスクのイラストが描かれ、「入る前にマスクを着けるのを忘れないでください」と、店内でのマスク着用を呼びかけている。

こうした対策強化の一方で、フランスでは、感染状況が再び悪化。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が集計する1日あたりの感染者数を見ても、感染が拡大し始めた4月ごろ以上に、夏のバカンスシーズンが終わった8月下旬ごろから、感染が拡大しているのがわかる。

この再拡大を受け、フランス政府は5日、パリと周辺地域の警戒度を緊急事態宣言の1つ前の「最高警戒レベル」にまで引き上げた。

これにより、バーの営業は6日から2週間停止。

さらに、1,000人以上のイベントは禁止となる。

またレストランは、感染防止策を講じての営業が認められるが、店側は客離れを心配している。

飲食店店員「お客さんの間には1.5メートルのソーシャルディスタンスを取るが、30~40%の席を失うことになる。これからは、純粋に食事だけを提供することになる。お店のシャッターが閉まっているのを何回も見たら、(客は)もう来なくなる」

こうした動きは、フランスだけにとどまらない。

隣のスペインでも、感染が再拡大。
首都マドリードでは、2日夜から全域で、再びロックダウン(都市封鎖)措置がとられ、警察官も配置された。

しかし、街では「わたしにとって普通の日常です」との声が。

追加措置に気づいていない人も多く、街の様子は普段とあまり変わらないのが現状。

一方、感染者数が累計50万人を超えたイギリスでも、9月から飲食店の営業時間短縮など、再び規制が強化された。

WHO(世界保健機関)のマイケル・ライアン氏は、驚きの数字を示した。

WHO(世界保健機関) マイケル・ライアン氏「現時点で、世界の人口の約10%が感染していると推測します」

そのうえで、感染拡大の程度は地域などにより異なるものの、世界の大多数の人が、依然としてリスクにさらされていると指摘した。

収束のめどが立たない中で迎える冬。

まだまだ予断を許さない状況。

(FNNプライムオンライン10月6日掲載。元記事はこちら

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