毒キノコ 毎年この時期に...なぜ? 食欲の秋に食中毒

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夏の暑さもすっかり収まり、葉も色づき出す食欲の秋だが、毎年この時期になると相次ぐのが、毒キノコによる食中毒。

2020年も、秋田・仙北市内にある農産物などを扱う直売所。

10月4日に、毒キノコの「クサウラベニタケ」が、誤って食用の「ハタケシメジ」として販売された。

食べてしまったという3人には、下痢や嘔吐(おうと)の症状が。

直売所は7日から、5日間の営業停止処分を受けた。

こうした事態は、いったいなぜ、毎年繰り返されるのか。

毒キノコにくわしい菌類懇話会事務局・後藤康彦さんは、「外見がすごく似ています。『名人泣かせ』と呼ばれるキノコ。同じような場所に生える場合もあります。色形が似ているので、採ってしまってから交ざることもある」と話した。

秋田県内では、ほかにも食中毒が発生している。

原因は、きりたんぽ鍋。

60代の女性が、吐き気や手足のしびれを訴え、入院。

鍋には、家族が採ってきたキノコが入っていた。

保健所の調べによると、「ツキヨタケ」と呼ばれる毒キノコの可能性が高いという。

菌類懇話会事務局・後藤康彦さんは、「普通に採ってきたら、10種類のうち1~2種類は毒キノコが入っている可能性。全国にはきのこ会がありますし、そういうところに相談して判断するのが一番大事かと思います」と話した。

秋田県は、食用と判断できないキノコは「食べない」、「人にあげない」など、注意を呼びかけている。

(FNNプライムオンライン10月8日掲載。元記事はこちら

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