原発事故 新たな疑問とは 2号機最上部を“初調査”

社会


暗闇の中を、ヘッドライトを頼りに進む防護服の人たち。
ここは、福島第1原発2号機の内部。

立ち入ったのは、更田(ふけた)委員長をはじめとする、原子力規制委員会のメンバーら。

この場所は、原子炉建屋の最上階にあたる5階部分。

放射線を検知する機械の甲高いアラームが鳴り続ける。

さらに...。

大量の放射性物質を放出した2号機の4階と5階に人が入って調査を行うのは、今回が初めて。

放射線量を調べてみると、(空間放射線量が)4.5ミリ、4.8ミリシーベルト(mSv)/h。

非常に高い状況で、調査はおよそ20分で打ち切られた。

その後、行われた記者会見。

今回の調査で、新たな疑問が見つかったという。

原子力規制委員会・更田豊志委員長「(2号機は)汚染したチリが漂っている状態ですけど、事故からの時間を考えると、不思議に思うところもある。いまだに汚れたチリが、どこからか発生していないと、雰囲気がずっと汚れ続けていることは考えにくい」

事故発生から9年半余り。
まだ、原発内部で新たなちりが生まれているのか。

今後、採取した放射性物質の分析が行われ、年内にも調査結果がまとめられることになっている。

(FNNプライムオンライン10月9日掲載。元記事はこちら

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