婚姻届・離婚届の押印廃止検討 “脱ハンコ”さらに加速

政治・外交 社会


結婚も離婚もハンコがいらなくなる。

上川法相「婚姻届や離婚届の押印については、現在は廃止する方向で検討している」

加速する“脱ハンコ”の動き。

現在、市区町村で提出されている婚姻届と離婚届には、署名や押印が必要だが、政府の行政手続きの押印の見直しに向けた取り組みを受けて、法務省は押印欄を廃止する方向で検討している。

その狙いの1つは、オンライン化を導入しやすい環境づくり。

オンラインでの戸籍の届け出は、すでに制度上、可能だが、現在までに導入している市区町村はない。

オンラインによる婚姻届や離婚届が進まない理由について、法務省の担当者は「押印する欄があり、紙で出すものというイメージがある。そもそもニーズがない」としている。

法務省はこのほか、さまざまな行政手続きで、押印の廃止やオンライン化の検討を進めているという。


アパレル関係(30代)「なんでもハンコをなしにするのは、ちょっとどうなのかなと思う。婚姻届とかって人生が変わる瞬間なので、ハンコを押したい。周りのみんなが紙で出していたので、そこは自分も体験したい。離婚に関しては一刻も早く離婚したい人が多いイメージなので、時間がない方とか、そういう方にはいいのではないか。(自分は)一刻も早く終わらせたい」

派遣社員(60代)「いいんじゃない。いらないハンコは」、「(自分の時はどうだった?)何にもしなかった。何の感動もなかった、申し訳ないけど。あくまでも役所の手続きにすぎない」

夫婦(30代)「押す瞬間は『やったるぜ』みたいな覚悟は確かに決まるかもしれない」、「特別な感情はある。印鑑って結構特別なのかな」、「(押印は)結婚するときはあってもいいと思うが、離婚するときは別になくてもいいかな」

不動産業(20代)「ある意味では手軽に結婚できるようになったのかなと思う。結婚だとか大事な意思決定に関しては、なにかしらのサインというか、“自分がこれをしました”というのを残すのは大事だと思う」、「(手軽になることで不安に思うことは?)そんなにない。ちゃんとお互いの合意さえ取れていれば」

医療関係(50代)「今こういうコロナの時代なので、捺印(なついん)とかそういうものを省略した方がいいと思うが、ただ結婚とか慎重なことなので、そういうのを省略していいのかは非常に複雑。本人のサインとかというのであれば必要だと思うけど、ハンコがどれほど効力があるのかは、特に日本はハンコ社会だが、海外とかは使わないので、今までの背景を考えると、(ハンコがなくても)いいのかな」

(FNNプライムオンライン10月10日掲載。元記事はこちら

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