日曜安全保障 新型ミサイル公開 発射は? “北”未明に軍事パレード

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朝鮮労働党創建75周年を祝い、およそ2年ぶりに行われた、北朝鮮の軍事パレード。

新型ミサイルも公開した、北朝鮮の狙いとは。

午前0時、金日成(キム・イルソン)広場に登場したのは、北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。

金正恩委員長「自衛手段としての戦争抑止力を、引き続き誇示していく」

その言葉通り、パレードのクライマックスで登場したのは、片側の車輪の数が11個あり、新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)と思われる兵器。

これまでで最も大きいミサイルは、片側9輪の車両に載せられた「火星15」で、その最大射程は、推定1万3,000km。

平壌(ピョンヤン)からアメリカの首都・ワシントンを狙える能力があるとされている。

「火星15」があるにもかかわらず、新型のミサイルを公開した、北朝鮮の狙いとは。

フジテレビ・能勢伸之解説委員「飛ぶ距離を長くするというより、核弾頭の数を増やそうという可能性。市松模様があるということは、発射試験の際に、ミサイルの回転とぶれを観測するのにちょうどいい」

さらに、日本まで届くとされる、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の新型とみられる兵器も登場。
「北極星4」の文字が読み取れる。

韓国を射程距離におさめる「KN-23」とみられる短距離ミサイル。

通常のタイヤの車両だけではなく、道路以外の場所でも進める、戦車のような車両も登場。

“どこからでも韓国を狙える”と、機動力を誇示した。

そして、今回の軍事パレードでは、兵器以外に軍用車両にもある特徴があった。

能勢伸之解説委員「ロシアを見習った部分もあるようなんですが、この戦車は、全体として、アメリカのエイブラムス戦車にそっくりです。そして、アメリカの『ストライカーMGS』にそっくりな車両もあったんです」

さらに、軍の幹部が乗っている車両は、陸上自衛隊の軽装甲機動車にそっくり。

北朝鮮はなぜ、アメリカ軍や自衛隊の軍用車両によく似た車両を公開したのか。

能勢伸之解説委員「近代化しようとした結果、アメリカやロシアのみならず、日本の装備にまで似たか、万が一の朝鮮半島有事の際に、アメリカや韓国を混乱させてしまう事態になるかも」

(FNNプライムオンライン10月11日掲載。元記事はこちら

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