甚大な台風被害から1年 宮城と福島で犠牲者に黙とう

社会


東日本を中心に甚大な被害をもたらし、死者・行方不明者114人、また381人のけが人を出した台風19号の上陸から12日で1年。

各地で、追悼の行事が行われている。

宮城・丸森町から、仙台放送・高橋咲良アナウンサーが中継で伝える。

2019年10月の台風で、大規模な土砂崩れが発生した宮城・丸森町の廻倉地区では、台風から1年がたった今も、大きな石が転がり、台風の爪痕が生々しく残っている。

丸森町で開かれた追悼式では、亡くなった方の冥福を祈る黙とうがささげられた。

宮城県のまとめによると、宮城県内では20人が亡くなり、2人が行方不明のままとなっている。

遺族代表・大槻恵太さん「あの災害を忘れず後世に語り継ぐことと、少しでも前を向いて生きていくことが、残されたわたしたちの責務だと思う」

また、大規模な土砂崩れが発生した現場には、亡くなった方の親戚や工事関係者が訪れ、花を手向け、手を合わせていた。

亡くなった方の親戚は、「台風の爪痕がそのまま残った現場に来ると、あの時を思い出してつらい」と話していた。

一方、福島・いわき市でも追悼式が開かれ、参列者が犠牲となった人に黙とうをささげた。

いわき市では、夏井川など、市内9カ所で堤防が決壊し、広い範囲で浸水被害が発生、災害関連死の4人を含めてあわせて12人が犠牲となった。

追悼式は、新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して、参列者を遺族や来賓に限定して行われたが、参列者は献花を行い、犠牲になった人を追悼した。

(仙台放送)

(福島テレビ)

(FNNプライムオンライン10月12日掲載。元記事はこちら

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