GoToトラベルの割引減額が元通り…既に予約してしまった人はどうなる?

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  • GoToトラベルの割引率が35%に戻った
  • キャンセル料は原則自己負担になる可能性がある
  • 旅行会社への予約が減少する指摘も上がっている

GoToトラベルの割引が元通り

佐々木恭子アナウンサー:
10月12日に放送された「それ!が知りたい」のコーナーの中で、旅行予約サイトを使った場合にGoToトラベルの割引が突然減額されることになったという問題を取り上げました。しかし1日たちまして後に元通りになりました。状況は二転三転しています。


佐々木恭子アナウンサー:
赤羽国土交通相は「国民の皆様に混乱を生じさせ、いらぬご心配をおかけしました」とまずはお詫びをしました。そして「35パーセントの割引を再開します」ということを発表しました。この財源については、「まだ割り当てられていない給付金から追加配分をします」ということを発表しました。


各旅行予約サイトの対応

加藤綾子キャスター:
すでに3500円で予約している人もいるわけですよね。

佐々木恭子アナウンサー:
混乱の中で慌てていろいろ対応した方もいると思います。それに関しましては赤羽国土交通相の会見を受けまして各旅行予約サイトの対応が発表されてきています。

じゃらん・Yahoo!トラベル・一休.comに関しましては10月13日から順次割引の上限を1万4000円に変更すると発表しました。しかし割引上限も3500円で予約を済ませてしまう人は、旅行前であれば、一旦ご不便をお掛けしますが予約を取り直してください。そして上限1万4000円に変更ができます。

しかしそこでキャンセル料が発生してしまった場合には、原則自己負担の可能性がありますのでここはよくご確認をしてください。すでに旅行してしまったという方は返金の予定はないということ。


佐々木恭子アナウンサー:
そしてRakuten Travelに関しましては、1人1回までGoToトラベルを使える上限をなるべく早くなくして、複数回利用できるように検討していくということです。今のところ対応はこのようになっています。


加藤綾子キャスター:
宮家さんは内閣官房参与として政府にアドバイスする立場になりましたが、今回の変更というのはどのように思いますか。

キャノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦さん:
私の担当ではないですが、まず24時間ぐらいで変わったというのは結果オーライです。おそらく何かの行き違いがあった。お金を割り当てて、どんどん使っていくわけだから減っていくのはわかるわけです。行政の誰かが知っていたはずですが、それがおそらく政治判断のレベルまで情報が上がっていなかった、もしくはタイムラグがあってこの1日になってしまったというのは非常に残念でした。

加藤綾子キャスター:
この追加分、1月末まで持つのかという心配もあります。

キャノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦さん:
状況を見ながら延ばさないといけない時があるかもしれません。


枯渇したらどうなるのか

佐々木恭子アナウンサー:
割り当て分が枯渇しそうになった際に同じ事態になるのか、ということに関しましても赤羽国土交通相は10月13日の会見で「適時適切に対応して検討しなければならない」としているが、当面は2021年の1月末を事業期間と設定しているものの、1月より前に割引が終了するというような事業者も場合によっては出てくる可能性もある。


佐々木恭子アナウンサー:
これに関しまして、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんは「元に戻すことによって再び旅行会社への予約が減りネットに集中する。また高級ホテルなどに予約集中が予想される」という指摘も上がってきています。

加藤綾子キャスター:
元に戻すことによって継続されてしまう問題もあるというわけですね。


(「イット!」10月13日放送分より)

(FNNプライムオンライン10月13日掲載。元記事はこちら

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