改ざん詳細“ファイル”音声提出へ 森友文書改ざん訴訟

社会


森友学園をめぐる公文書の改ざんを苦に、財務省の職員が自殺した問題で、この職員が改ざんの詳細を記したファイルが存在すると上司が話していたことが、音声データから明らかになった。

自殺した赤木さんの上司(2019年3月)「全部書いてあるやんと。どこがどうで、何がどういう本省の指示か」

訴えによると、財務省近畿財務局の職員・赤木俊夫さん(当時54)は2年前、学校法人森友学園との土地取引に関する公文書を改ざんするよう強いられたことを苦に自殺した。

妻の雅子さんは、改ざんを指示したとされる佐川宣寿元理財局長と国に対し、あわせておよそ1億1,000万円の損害賠償を求めている。

近畿財務局の上司は、雅子さんに対して、「赤木さんが改ざんの詳細をファイルにまとめていた」と説明していて、雅子さんは、その音声データを14日午後の裁判で証拠として提出することがわかった。

赤木さんの上司(2019年3月)「(修正)前の文書とか修正後の文書とか、何回かやりとりしたような文書がファイリングされていて、それがきちっと、パッと見ただけでわかるように整理されてある。これを見てもらったら、われわれが、どういう過程で改ざんしたのかが全部わかる」

赤木さんの妻・雅子さん「夫は、わたしにそういう物を残したと言っていたので、あ、間違いないなと思いました。『赤木ファイル』というものがあるのはわかっているので、包み隠さず出してほしい」

一方、国側は、赤木さんが改ざんの作業などで長時間勤務が続き、うつ病となったことにはおおむね争いがないため、『ファイルの有無も含め、回答する必要はない』などと主張する方針。

(FNNプライムオンライン10月14日掲載。元記事はこちら

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