なぜ? アユが謎の大量死 魚3000匹 一級河川で何が

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富山市を流れる1級河川・熊野川に、思わぬ光景が広がっていた。

川の底に白く横たわっていたのは、死んだ魚。

いったい何が起きたのか。

「魚が死んでいる」という通報が寄せられたのは、14日午前6時ごろのことだった。

警察が調べたところ、熊野川に架かる興南大橋から下流およそ1kmにわたって、アユなどが大量に死んでいることが発見された。

富山漁業協同組合によると、死んだ魚は2,000匹から3,000匹にのぼるとみられている。

「(アユの大量死は過去にあったか?)ないない。70年生きとるけど。どう思うと言ったって、生まれて初めてだもんこの光景は、異常だわ」、「なんですかね、上流から何か毒物流してるっていうことですか」といった声が聞かれた。

この水系では、16日からアユ釣りが解禁されるとあって、関係者は不安を口にしている。

9月、茨城県のかすみがうらでは、ハクレンが大量死。

8月以降、水温が30度を超える日が長く続いたためと推測されている。

今回も水温などの影響なのだろうか。

富山漁業協同組合は、違う見方を示す。

富山漁業協同組合・東修一参事「今の時期に、酸欠になって死ぬという状態ではありませんし、水も流れてますので。何らかの物質が川に流れて、そこにいたアユが影響を受けて死んだというふうに判断している。考えられるとすれば、例えば、農業用水に余った農薬を捨てたとか、工場・施設から、何らかの物質が流れたということぐらいしか想像できない」

水量が少ない時期に、薬品などが流れ込むなどした場合、大量死するケースがあるとする地方漁協。

今回の事態を受け、市や県の職員が立ち会い、川底に沈んだアユや川の水を採取し、原因を調べている。

(FNNプライムオンライン10月14日掲載。元記事はこちら

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